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改訂5.重心とは?
重心①
先生、「重心て何ですか?」生徒からの質問である。
「重心がわからない?」ショックを受けたのは私である。小学校で習う重心が分からないのか?自問自答を繰り返しある事に気付きました。他の生徒にも問いかけ(全員が分からなかった)隣りのジムのトレーナーにも聞きました。
トレーナーの弁「体で言うと丹田(臍の少し下)、この感覚は専門家でないと分からないと思う」確かにバランス感覚、その基本である中心、重心は感覚なのだと。
先の質問者も言葉としては認識していたと思うが、感覚として分からないと言う事だろう。私は重心が外れると瞬時に分かるのも感覚で捉えているのだと思う。
これは核心を突いた言葉ではないか。ただこれを定義するのは難しい、なぜなら「重心は動く」からである。私はよく体幹の話しをしますが、体を使って説明した方が分かり易いかもしれません。
基礎から少しづつ説明していくのでゆっくり従いて来て下さい。
重心②
重心①の動画では丹田を使って身長190㎝の井上さんに協力願って説明しました。
丹田は各自違いますし、動きます。(床で書作する姿勢が重要ですので覚えておいて下さい。)
さて、文字で説明しましょう。縦書きの場合は中心が定まっていれば完成度は高いですが、横書きの方が分かり易いので横で重心移動を説明します。動画では何気なく書いているように見えますが、重心を定めながら書作しています。ペン字のように罫線があっても難しいと思います。


日常、横書きをする時に文字を小さく書いて重心を下げ、上下揃えて重心を分かり難くするのは、こうすると上手に見えるからです。
次回から布置。半紙、条幅の重心の取り方、動かし方へと進みます。