2021年12月

新規感染者 1日最多 米44万人超 仏20万人超

12月31日

米疾病対策センターの集計によると、27日の米国内における新型コロナウイルスの新規感染者数は44万1278人で過去最多。フランスでは約20万8000人になった。

オミクロン株 国内確認1か月 19都府県に計471人(30日)

12月31日

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が日本で初めて確認されてから、30日で1か月となる。空港以外でも19都府県111人、計471人に上る。

急拡大 オミクロン株

12月30日

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が急拡大している。
英国では1日の新規感染者が10万人を超えパンデミックが始まって以来のこと。スペインも6万人を超えている。

米、感染者1週間で20万超 航空便も混乱

12月30日

米国では、25日までの1週間で平均20万人を超え、1月以来の感染拡大が続いている。
米CNNによると乗務員の感染等で航空便の欠航や遅延が相次ぎ、24~26日の3日間に欠航した便は世界で6000便を上回る。

都市封鎖 ーオランダ全土でー

12月25日

オランダ政府は19日、新型コロナウイルスの感染対策のため全土でロックダウン(都市封鎖)を導入した。スーパーなど生活必需品を販売する店を除く店舗や公共施設が封鎖された。(1月14日までの予定)

英国コロナ感染最多7万8610人

12月20日

英国で15日、新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者の過去最多を更新し、「非常に深刻な脅威」とオミクロン株に警戒を強めている。

抑 制 ーオミクロン株ー

12月13日

英国の保健衛生当局は10日、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種により、新たな変異株「オミクロン株」の感染による発症を70~75%抑制できるとする分析結果を発表した。当局は「追加接種を強く推奨する」と強調した。

「第九」にオミクロンの影 ー指揮者、歌手来日できずー

12月11日

師走の風物詩・ベートーベン「第九」公演が新型コロナウイルスの新たな変異種「オミクロン株」の水際対策強化でピンチに陥った。出演予定者が来日できなくなり、オーケストラは大慌てで代役探しに走り回って事態の収拾に必死だ。

大学対面授業二の足 ーコロナ不透明4割弱どまりー

12月9日

大学の後期授業方針で対面授業の全面再開が4割弱にとどまっている。対面中心の大学は昨年に比べ増えたが、学部や学年によっては、ほとんど対面で受けられない学生も多い。大学ではコロナ禍の授業やキャンパスライフの充実を模索している。

市中感染疑い 欧州オミクロン株

12月4日

オランダ、イギリスでは海外渡航歴のない人から新型コロナウイルスの変異種「オミクロン株」が、検出されており、市中感染疑いが相次いでいる。南アフリカでオミクロン株が検出された11月24日より前に欧州で感染が広がっていた可能性があるという。

安 堵 ーぎりぎり入国 全世界からの入国禁止ー

12月2日

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が世界各地で確認されていることを受け、日本政府は、30日午前0時以降、全世界から外国人の入国を停止した。入国できた人からは安堵の声が漏れる一方、留学生の受け入れ団体からは戸惑いの声も聞かれた。

韓国窮地 ーウィズコロナ感染者急増ー

12月1日

韓国で新型コロナウイルスの感染が急拡大(23日、1日の感染者が4000人超)したことで、感染予防と経済活動の再開の両立を目指した「ウィズコロナ」路線が壁に直面している。ワクチン接種者が感染する「ブレイクスルー感染」が増えているためで、医療体制は綱渡りの状況が続く。

2021年11月

最大警戒 ー新変異株「オミクロン株」命名ー

11月29日

南アフリカなどで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が、世界保健機関(WHO)から最も警戒レベルが高い「懸念される変異株(VOC)に指定され、地域を超えてすでに広まっている恐れもある。世界中で緊張感が高まっている。

司令塔 ー国産ワクチンー

11月28日

政府は19日、経済対策の一環として、国産ワクチンの開発基盤強化に向け、研究の司令塔機能を担う拠点を創設する事を決定した。パンデミックへの対応力を高めるためで、ワクチン製造拠点の整備促進を含め5000億円規模の関連予算を計上する。

北京五輪へコロナ厳戒 ー感染地区封鎖 移動制限ー

11月27日

中国の習近平政権が、来年2月開催の北京冬季五輪・パラリンピックを前に、新型コロナウイルス対策を一層強化している。求心力維持に不可欠な北京大会成功のため、習政権は感染源をしらみつぶしにする「ゼロコロナ対策」にこだわり続ける。

争奪激化 ーコロナ飲み薬ー

11月22日

新型コロナウイルス感染症を治療する経口薬(飲み薬)の実用化が世界で進み、服用や保管が簡単な飲み薬への期待は高く、製薬会社からの大量調達を急ぐ国の争奪戦が激化している。

修学旅行 今年は行こう

11月19日

各地の学校で秋の修学旅行シーズンを迎えている。昨年度は多くの学校が中止に追い込まれたが、緊急事態宣言などの解除を受け、今年は実施に踏み切る学校が増えている。旅行の再開にあたっては、感染予防策を徹底させ、アルコール消毒をはじめ、「食事と入浴以外はマスク着用」とし、食事も黙食、寝るときもマスク着用の徹底ぶりだが、これが生徒を守っているという。
当教室の小六の生徒も何人か行ってきたとお土産を持ってきて、お友達に渡してと嬉しそうに言う姿はいじらしくもほほえましく思いました。写真はそのお土産の残りです。

欧州コロナ再び深刻

11月15日

欧州で新型コロナウイルスの感染が再び深刻化している。世界保健機関(WHO)は、「1年前のように欧州がパンデミック(世界的流行)の中心になっている」と危機感を募らせ、各国に対策の徹底を求めている。ドイツでは5日、1日あたりの新規感染者が過去最多の3万7120人の達し「第4波」に入った。英国でも10月には1日あたり5万人超を記録するなど高止まりの状態が続く。

私のワクチン効いてる? ー中和抗体検査広がるー

11月14日

新型コロナウイルスのワクチン接種から時間が経過し、感染を防ぐ免疫物質の「中和抗体」が体内にどれほど残っているかを検査する施設が相次いで開設されているという。12月にも始まる3回目のワクチン接種に向け、基礎的なデータとして活用する方針という。

国内製造 ーコロナワクチン初の量産拠点ー

11月10日

タカラバイオは、遺伝物質を使ったワクチン原薬の製造委託事業を来年1月から始めると発表した。国内では、原薬を大量生産できる受託拠点を整備するのは同社が初めて。国内で原薬を調達できることになり、新型コロナワクチンの安定供給につながることが期待される。

国産ワクチン急ピッチ ー治験簡素化ー

11月9日

国産の新型コロナウイルスワクチンの治験が今秋、急速に進んでいる。先行する国内各社は供給開始を来年以降に計画しており、国産ワクチンの承認や接種が現実味を帯びてきた。

無給休暇 ーNY市ワクチン接種拒否でー

11月8日

米ニューヨーク市では新型コロナウイルスワクチン接種義務化に消防士や警官ら職員約9000人が応じていないので、11月から無給休暇扱いになっているという。このほかに約2300人が有給の病欠となっており、仮病と分かれば処分するという。接種率は警察85%、消防77%。

コロナを巡る覚悟の差

11月7日

今年の東京マラソンは来年3月へ延期されたが、コロナ禍で休止していた世界の主要マラソンは、この秋、一斉に再開した。9月には2万4000人以上が参加したベルリンやウィーン、ローマなど大規模マラソンがスタート。10月には3万5000人を超えた、ロンドンのほか、シカゴ、ボストン、アムステルダムなど。「何で東京だけ出来ないの」。この問いには「日本人は調和を重んじる国民性かなあ」。と返答するしかないという。

コロナ後へ 変わる空港

11月6日

コロナ禍を受け、国内主要空港が変わりつつある。感染対策のため、画面に触れずに済む自動チェックイン機の設置など、コロナ後の需要回復や人手不足を見据え、乗客がより便利に安心して利用できるように、デジタル技術の活用を進めている。1日に上京した折に実感しましたが、無駄なチェックがなく動線が滑らかで少ないスタッフでの対応に好感が持てました。これもコロナ禍の経験があっての事と捉えましょう。

明確な警告 ーコロナ死者500万人超ー

11月5日

新型コロナウイルスによる世界の死者数が1日、米ジョンズ・ホプキンス大の集計で500万人を超えた。死者数を国別でみると、米国が約75万人で最も多く、ブラジル約61万人、インド約46万人、メキシコ約29万人、ロシア約24万人と続く、日本は1万8000人。世界の感染者数は累計2億5000万人に迫っている。国連の事務総長は「まだ(コロナへの)警戒を解いてはならないという明確な警告だ」と訴えた。

波 紋 ー米ニューヨーク接種義務化ー

11月4日

米ニューヨーク市が新型コロナウイルスワクチンの接種を全職員に義務化し、接種期限が過ぎた。職員の一部が接種を拒否するなどしており、今月1日から無給休扱いになる。消防や警察で人出が不足し、市民生活に影響する事態が懸念される。

 ー感染拡大深刻 マスク、ワクチン不徹底ー

11月2日

新型コロナウイルスの累計感染者数が世界で5番目に多いロシアで、過去最悪のペースで感染が拡大している。プーチン政権は企業の大半を臨時休業にする措置を決めたが、マスク着用やワクチン接種といった予防対策は浸透しないままで、対応に苦慮している。

2021年10月

コロナ後遺症 長期化 ー倦怠感、息苦しさー

10月28日

新型コロナウイルスの感染後、長期間続く「後遺症」に悩む患者が増えているという。倦怠感や認知障害など症状が多岐にわたるうえ、1年以上も続くケースがあるなど、実態が徐々に見えてきた。さらなる実態解明が急務だ。

英コロナ感染一日五万人

10月25日

新型コロナウイルスのワクチン接種をいち早く進め、社会の正常化に向かった英国で、1日あたりの新たな感染者が5万人前後に増えている。死者も1日200人近くにのぼっていて専門家からは再び規制が必要との声が出ている。

宝くじ復調 「巣ごもり」ネット販売

10月19日

自治体が発売元となっている宝くじの売り上げが復調しているという。ネットでの購入の割合が高まり、全体を押し上げている。コロナ禍の影響で地方競馬の業績も好調で、コロナ対策に予算を割かれている自治体から、収益金の増加に期待の声が上がっている。

進む接種 死者数は減少

10月15日

2月に始まった国内のワクチン接種は、5月下旬以降、自衛隊による大規模接種や企業・大学などで受けられる「職域接種」の導入もあって急速に進んだ。2回の接種を完了する人は今月中には国民の7割を超える見通し。一方、全国の死者数もピーク時の1日100人前後から第5波は最大で約60人と減少、約8割は未接種だった。

第5波 災害級

新型コロナウイルス感染の「第5波」では、変異ウイルス「デルタ株」が流行し、全国で感染が急拡大した。北海道を除く46都府県で、1日あたりの新規感染者が過去最多を更新。8月中旬には全国で約2万6000人まで膨れあがり、病床の逼迫で入院できずに、自宅療養を余儀なくされる人が相次いだ。

兆 候 ー感染減五輪前から ワクチン二回接種が大きな役割ー

10月12日

東京の新規感染者数は、8月13日に過去最多の5773人を記録したが、これをピークに急激な減少を見せている。「ワクチン接種の進展が、大きな役割を果たしたことは間違いない」と専門家は強調する。7~8月だけで新規感染者を10万人以上、死者を8000人以上抑制した可能性があるとの国の試算もある。

日本茶 コロナ苦

10月8日

日本茶の産地がコロナ禍で苦境に立たされている。企業でのお茶出しや「香典返し」などの贈答品の需要が軒並み吹き飛び、売り上げが大幅減という。毎朝、緑茶(鉄瓶で湯を沸して)を飲んでから活動モードに入る私としては案じられる報道です。

コロナ飲み薬 「リスク半減」

10月6日

米製薬大手メルクは、新型コロナウイルスの治療薬として開発中の経口薬(飲み薬)の臨床試験で、死亡や入院のリスクが半減したことを確認したと発表した。メルクは近く米食品医療薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請する。

コロナ新語 急速に浸透

10月4日

「コロナ禍」「不要不急」「3密」「濃厚接触」など新型コロナウイルスに関連して、よく使われるようになった「新語」が文化庁の調査で分かった。文化庁では「短期間でこれだけ多くの新語が生活に浸透するのは珍しい」としている。他に「ステイホーム」「ソーシャルディスタンス」「クラスター」「ウィズコロナ」など。

七割の壁 -海外のワクチン接種ー

10月3日

ワクチン接種が先行した海外では、上昇していた接種率が「7割の壁」に阻まれるケースが出ている。ワクチンの安全性に否定的な人が一定数いることが背景にあるとされる。日本の接種率は6割を超えようとしている。

冬への試金石 ー緊急事態全面解除ー

10月2日

政府は全国的な感染者の減少を受け、新型コロナウイルス対策で講じている緊急事態宣言とまん延防止等重点措置を、9月30日を期限に全て解除した。
7月以降の「第5波」は、インド由来の変異ウイルス「デルタ株」が猛威を振るい、全国の1日あたりの新規感染者数は、8月20日には過去最多の2万5867人に上り、重症者数も、8月3日に2223人にまで増えた。これからの感染再拡大の恐れがある冬場に向け、行動制限の緩和は段階的に進める構えだ。

2021年7月

英、コロナ規制撤廃 ー19日からー

7月17日

英国のジョンソン首相は5日の記者会見で、19日からロンドンを含むイングランド全域で、新型コロナウイルス感染対策のほぼ全ての規制を撤廃する方針を明らかにした。ワクチン接種が進み、感染拡大が続いても重症化や死亡を抑えられると判断した。

15日、国内の新規感染者は3418人、死者は22人で累計1万5020人となった。道内は85人、札幌は64人。

接種加速 効果の兆し

7月16日

高齢者への新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種率が7割を超え、今後接種が先行する海外のように感染者が減少する可能性が出てきた。変異ウイルスに備えるには、幅広い世代の接種率アップが不可欠だ。

14日、国内の新規感染者は3194人で死者は20人。東京は1149人、神奈川は361人、大坂は349人。道内は75人、札幌は57人。

外出自粛 緩む東京

7月15日

東京都では12日、4回目となる緊急事態宣言が発令され(8月22日まで)たが、繁華街では夜も多くの人が行き交い、週末の昼間はコロナ流行前と同程度に外出しており、感染の再拡大が懸念されている。

13日、国内の新規感染者は2386人で死者は18人。東京は830人、神奈川は308人、大阪は225人。道内は60人、インド型疑いは20人、札幌は39人。

まん延防止解除苦慮

7月14日

道は12日以降「まん延防止等重点措置」を解除しましたが、札幌市の飲食店には7月25日まで営業時間を午後9時までとする時短要請を決め、札幌と他の地域の不要不急の往来自粛を呼びかけています。

12日、国内の新規感染者は1506人で死者は3人。東京は502人、神奈川は280人。道内は47人、札幌は34人。

札幌39店に時短命令 ー店名公表ー

7月13日

12日で道の「まん延防止等重点措置」は解除されたが、営業時間短縮の要請に応じなかった札幌市内の飲食店39店に対し、要請に従うよう命令を出し、店名を公表した。(7日)

11日、国内の新規感染者は2032人で死者は6人。東京は614人、神奈川は389人。道内56人、札幌は32人。

ワクチン不足八月も ー市区町村向けー

7月12日

河野行政・規制改革相は市区町村向けの新型コロナウイルスワクチンについて8月、9月も市区町村の希望量の約3分の1にとどまる7月分と同じ数量だと発表した。自治体側が懸念している供給不足は8月以降も続く。私儀ですが12日に接種予約をとった「かかりつけ医」からワクチンが届かないので接種できない、予定が立たないとの連絡があり、唖然としています。集団接種会場に打診しますが、中止している様子です。

10日、国内の新規感染者は2457人で死者は11人。東京は950人、神奈川は370人。道内は64人、札幌は44人。

土壇場での方針転換

7月11日

政府は、東京都に4回目となる緊急事態宣言を発令し、首都圏3県と大阪府に適用中の「まん延防止等重点措置」を延長し、23日に開幕する東京五輪を乗り切ろうとしている。直近の感染者急増が土壇場での方針転換につながったことを示唆した。

9日、国内の新規感染者は2279人で死者は20人。東京は822人でインド型が最多の167人、神奈川は355人。道内は50人、札幌は27人。

コロナ影響二極化 ー日銀短観ー

7月10日

日本銀行が6月の全国企業短期経済観測調査(短観)を公表した。企業の景況感の二極化が続いており、製造業ではおしなべて改善が継続する一方、宿泊や飲食などの非製造業で回復の遅れが目立つ。

8日、国内の新規感染者は2246人で死者は17人。東京は869人、神奈川は322人、千葉は200人。道内は62人でインド型変異ウイルス疑いは6人、札幌は41人。

若者へ浸透がカギ ー欧米では伸び悩みもー

7月9日

新型コロナウイルスのワクチン接種が進行しているが、今後の課題は、若い世代へのワクチン接種だ。接種を希望する人は20歳代では男女ともに約2割だという。接種が先行する欧米各国も悩みは共通で新規感染者の多くは接種を完了していない若年層とみられている。

7日、国内の新規感染者は2191人で死者は14人。東京は920人で4度目の緊急事態宣言が発令か。道内は67人で新たなクラスターは2件、札幌は33人。

ワクチン「突然不足」 -国と自治体ちぐはぐー

7月8日

国から自治体に供給される新型コロナウイルスのワクチン(米ファイザー製)の量が、7月に入って大きく減っている。5~6月は希望量の8~9割が供給されたが、7月は5割にとどまる。予約の受け付けを中止にする自治体が相次いでいる。

6日、国内の新規感染者は1670人で死者は22人。東京は593人。道内は34人、札幌は17人。

職域接種 ーコロナワクチン想定超えー

7月7日

政府は、新型コロナウイルスワクチンの職域接種にブレーキをかけている。想定を超える申請が殺到したため、2週間で申請を停止した。

5日、国内の新規感染者は1030人で死者は19人。東京は342人。道内は29人、札幌は21人。

国内ワクチン 二つの壁

7月6日

国内企業による新型コロナウイルスワクチンの開発が前進している。臨床試験は4社が実施中で、2社が今秋までに着手する見込みだ。だが、大規模臨床試験は難しく早期の実用化に向けたハードルは高い。

4日、国内の新規感染者は1485人で死者は6人。東京は518人、神奈川は226人。道内は39人、札幌は21人。

コロナ協力金支給停滞

7月5日

新型コロナウイルス対策で、都道府県による休業や営業時間の短縮要請に応じた事業者への協力金の支給が遅れがちになっている。4月以降の分の支払いゼロのところもあり、飲食店は苦慮している。

3日、国内の新規感染者は1881人で死者は9人。東京は716人、神奈川は254人。道内は30人、札幌は19人。

インド型猛威 感染再拡大

7月4日

欧州各地で新型コロナウイルスのインド型(デルタ型など)が猛威を振るっている。順調なワクチン接種のおかげで一時は感染拡大を抑え込んだ英国も、デルタ型によって感染者が再拡大し、制限の完全撤廃を延期した。

2日、国内の新規感染者は1780人で死者は25人。東京は660人、神奈川は230人、千葉、埼玉、大坂は100人代。道内は26人、札幌は18人。

円滑接種へ企業の知恵

7月3日

本格的に始まった新型コロナウイルスワクチンの職場接種では、企業が会場に翻訳端末を置くなど円滑な接種に向けて、工夫を凝らしている。

1日、国内の新規感染者は1751人で死者は24人。東京は673人。都内では10代の感染者が急増している。道内は39人、札幌は24人。

中小の接種 支援の輪

7月2日

中小企業で働く従業員に対し、新型コロナウイルスワクチンの接種を大企業や経済団体が後押しする動きが広がっている。家族を合わせても、政府が職場接種の目安とする「1000人以上」の規模に満たない例が多いからだ。

30日、国内の新規感染者は1822人で死者は41人。累計感染者数は80万人を超えた。東京は714人、神奈川は209人。道内は38人で死者は5人、札幌は27人。

大学接種 近隣住民も

7月1日

全国17の大学で新型コロナウイルスのワクチン接種が6月21日から始まり、接種を終えた学生から安堵の声が聞かれた。一部の大学では近隣住民への接種も行っている。

29日、国内の新規感染者は1381人で死者は30人。東京は476人、神奈川は181人。道内は23人で新たなクラスターは2件発生。札幌は15人、インド型(デルタ型)の変異ウイルス感染疑いが初めて確認された。

2021年6月

種類提供 そろり再開

6月30日

新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が解除され、「まん延防止等重点措置」に移行して1週間が過ぎたが、道内では酒類提供の条件付緩和を受け、早速営業を始めた飲食店の姿がある。因みに今年の「さっぽろ大通ビアガーデン」は全面中止です。

28日、国内の新規感染者は1002人で死者は38人。東京は317人、道内は27人、札幌は20人

国内ワクチン 年内供給も

6月29日

塩野義製薬の手代木功社長は、2020年12月に国内で臨床試験を始めた新型コロナウイルスのワクチンについて、早ければ21年中に供給を開始できるとの見通しを示した。実現すれば、初の純国産ワクチンとなる可能性が高い。

27日、国内の新規感染者は1283人で死者は10人。東京は386人、神奈川は204人。道内は28人、札幌は17人で新たなクラスターは1件発生。

感染対策 職場の穴

6月28日

感染力が強い変異ウイルスが広がる中、基本的な対策をしていても防げなかった例が複数あり、職場での注意を呼びかけている。
コピー機を消毒せず共用していたり、並んで歯磨きをしてクラスターになった例を指摘されている。

26日、国内の新規感染者は1634人で死者は29人、東京は534人、神奈川は231人。道内は47人、札幌は35人。

まん延防止 首都圏縮小

6月27日

新型コロナウイルス対策で、東京に隣接する神奈川、千葉、埼玉に適用された「まん延防止等重点措置」は7月11日まで延長。3県の対策地域は計47市町あるが、21日以降は19市に縮小された。

25日、国内の新規感染者は1708人で死者は31人。東京は562人、神奈川は221人。道内は33人、札幌は22人。

五輪報道関係者も接種 ーワクチンー

6月26日

東京五輪参加選手らは、1日よりワクチンの接種を進めているが、大会取材にあたるメディア関係者にも接種機会を提供すると大会組織委員会が通知した。

24日、国内の新規感染者は1675人で死者は42人。東京は570人で前週比13%の増加。専門家は急速なリバウンドへの警戒を訴えた。道内は26人、札幌は20人で、今月に入って最も少なかった。

警察、自衛隊臨時接種へ -ワクチン大規模会場ー

6月25日

自衛隊の大規模接種は、東京と大阪の両会場で1日最大計1万5000人への接種が可能だが、予約が伸び悩んでいる。空きがある時は、警察や消防などで危機管理にあたる職員に接種を行う。

23日、国内の新規感染者は1779人で死者は58人。東京は619人、神奈川は201人。道内は49人で死者は11人。札幌は40人で新たなクラスターが1件発生。

オンライン授業、狂った目算 ー大阪市ー

6月24日

新型コロナウイルスの感染拡大による3度目の緊急事態宣言発令に伴い、大阪市は4月26日から市立小中学校でオンライン学習を実施したが、児童生徒約16万人にのぼる取り組みに、教員の技術、通信環境などに課題があり、学校現場は混乱した。

22日、国内の新規感染者は1437人で死者は44人。東京は435人、神奈川は163人。道内は29人で死者は12人、札幌は23人で新たなクラスターは1件発生。

沖縄、自粛徹底しきれず -緊急事態唯一延長ー

6月23日

10都道府県で唯一、緊急事態宣言の延長が決まった沖縄県。感染拡大を招いた背景には、酒類提供の自粛を徹底しきれなかった状況があるようだ。宣言下でも酒類を提供する飲食店が後を絶たず、県の要請に応じず店名を公表した飲食店は68店に上る。

21日、国内の新規感染者は868人で死者は35人。東京は236人、神奈川は135人、道内は37人で札幌は28人。

英仏、コロナ規制緩和 ーワクチン順調ー

6月22日

ドイツやフランスなど欧州で、新型コロナウイルス対策の緩和が進んでいる。ワクチン接種が進んで感染に歯止めがかかってきたためだ。同時に、ドイツが英国からの入国規制に動くなどインド型ウイルスには神経質になっている。

20日、国内の新規感染者は1308人で死者は20人。東京は376人、神奈川は162人。道内は52人で、札幌は38人、新たなクラスターは2か所発生。

G7首脳マスクなし交流 ー事前にワクチンー

6月21日

英コーンウェルで開かれたG7サミットでは、首脳たちがマスクをつけずに討議や交流に臨み、新型コロナウイルスで影響を受けた首脳外交の平常化を印象づけた。

19日、国内の新規感染者は1520人で死者は28人。東京は388人、神奈川は182人。道内は73人で死者は6人、札幌は47人。10都道府県に発令されている緊急事態宣言は20日を期限に、沖縄を除く9都道府県で解除された。

不織布+距離 ー基本対策「富岳」で分析ー

6月20日

スパコン「富岳」で分析した結果、飛沫を防ぐ効果は医療用のN95マスクを100%とした場合、ウレタン製は30%程度、不織布は70~80%の効果が確認された。「不織布マスクを着け、人との距離をとり、換気を徹底する」のが基本対策。

18日、国内の新規感染者は1623人で死者は48人。東京は453人、神奈川は231人、道内は76人で、札幌は55人。

企業・大学接種21日から ーモデルナ製使用ー

6月19日

準備が整ったところは前倒して、コロナワクチンの接種を始めている企業もあるが、21日から64歳以下の一般向けに企業や大学で接種出来るようにする。いずれも米モデルナ製ワクチンを使用する。

17日、国内の新規感染者は1554人で死者は47人。東京は452人、神奈川は185人であとは2桁代。道内は73人、札幌は44人。緊急事態宣言解除後、札幌市のみ「まん延防止重点措置」に移行。(21日から)

米、若者接種伸び悩み ーNY予約不要ー

6月18日

新型コロナウイルスのワクチン接種が急速に進んできた米国で今は、あの手この手の接種呼びかけが活発化している。ワクチンの確保は順調に進んでいるものの、若者への接種が伸び悩んでいるためだ。

16日、国内の新規感染者は1709人で死者は80人。東京は501人、神奈川は210人、道内は88人で死者は8人、札幌は56人でクラスターが1件発生。

米、接種に特典続々

6月17日

米国でホワイトハウスや各州政府などが、新型コロナウイルスのワクチン接種を促す「特典」を次々と打ち出している。背景に若者の接種が伸び悩んでいるためだ。(NBA招待、抽選で100万ドルなど)
日本でもソフトバンクが職場接種を拡大して、接種者に特典を与えると発表した。

15日、国内の新規感染者は1418人で死者は67人。東京は337人、神奈川、大坂、沖縄が100人台。道内は87人で死者は18人。札幌は56人。

格差解消進まず ーワクチンー

6月16日

G7サミットでも協議されたが、新型コロナウイルスワクチンの分配を巡る先進国と途上国との格差解消への協調は自国の対策を優先せざるをえない先進国側などの動きが鈍いなか、中国が「ワクチン外交」でさらなる影響力拡大を図ろうとしている。

14日、国内の新規感染者は936人で死者は60人。東京は209人、神奈川は141人。道内は74人で死者は13人。クラスターは2件発生、札幌は51人。

出遅れ挽回 ー日本資金、輸送でー

6月15日

政府が、途上国へのワクチン供給のため、8億ドル(877億円)の追加資金拠出を打ち出したのは、中国などに先行を許す「ワクチン外交」で挽回を図る狙いがある。また、ワクチンを接種する場所まで低温で輸送する「コールドチェーン」支援との2本柱で存在感を示したい考えだ。

13日、国内の新規感染者は1387人で死者は32人。東京は304人。道内は82人で死者は4人、2か月ぶりに100人を割った。札幌は59人でクラスターが2件発生。

優先接種枠 ー自治体が工夫ー

6月14日

64歳以下の新型コロナウイルスワクチン接種(一般接種)で、自治体が独自で優先接種枠を設ける動きが広がっている。保育士や20~30歳代の若い世代など様々な人が優先接種の対象に加わっている。

12日、国内の新規感染者は1944人で死者は55人。東京は467人、神奈川は247人。道内は125人で死者は15人。札幌は93人。

変異検査 ー道、インド型に変更ー

6月13日

東京都と北海道は新型コロナウイルス感染者を対象に変異ウイルスの有無を調べるスクリーニング検査について、従来の英国型(アルファ型)ではなく、感染力が強いとされるインド型(デルタ型)を調べる方式に切り替えたと明らかにした。

11日、国内の新規感染者は1937人で死者は64人。東京は435人、道内は145人で死者は17人(札幌は最多の14人)。札幌は76人。

都内感染 ー変異型82%ー

6月12日

東京都内で流行する新型コロナウイルスの8割超が英国型(アルファ型)など感染力の高い変異ウイルスとなり、従来型から置き換わった。新規感染者数が下がりきらないうちに都内の繁華街の人出は増加に転じており、専門家から危惧する声が強まっている。

10日、国内の新規感染者は2046人で死者は71人。東京は439人で変異ウイルス検査を今後はインド型(デルタ型など)に切り替える。道内は182人で死者は11人、新たなクラスターは4件、札幌は116人。

賛 否 ーワクチン特許停止 議論本格化へー

6月11日

WTO加盟国は8、9の両日、新型コロナウイルスワクチンの特許権保護の扱いについて、オンラインで協議する。米国のバイデン政権は5日、支持を表明。アフリカ、アジアを中心に100か国が支持に回っている。

9日、国内の新規感染者は2242人で死者は96人。東京は440人、都内の中学校でインド型のクラスター発生、愛知は247人。道内は179人で死者は16人、新たなクラスターは4件、札幌は124人。

米、ワクチン特許停止支持

接種一気 働き盛りへ

6月10日

8日、新型コロナウイルスワクチンの接種を行う企業や大学からの申請の受け付けを開始した。21日以降、大企業の職場や大学でも接種が始まり、接種の機会が若い世代にも一気に拡大することになる。

8日国内の新規感染者は1884人で死者は99人。東京は369人、大坂は190人、道内は120人で死者は19人(最多タイ)、コールセンター3か所でクラスター発生。

自衛隊 手探り

6月9日

新型コロナウイルスの大規模接種は、自衛隊にとっても手探りの活動になった。4月下旬に、菅首相は「最後の砦としての役割を果たしてほしい」と岸防衛相に指示した。防衛省幹部は、「走りながら改善していくしかない」とする。

7日、国内の新規感染者は1278人で死者は75人。東京は235人で100人台が愛知、北海道、沖縄と続く。道内は147人で死者は15人、クラスターは2件発生。札幌は91人。

危険な変異型 -ベトナム拡大かー

6月8日

新型コロナウイルスの感染拡大を抑えてきたベトナムで、5月以降、新規感染者が急増している。インド型(デルタ型)と英国型(アルファ型)が混ざったハイブリットの新しい変異ウイルスが感染拡大に影響している可能性がある。

6日、国内の新規感染者は2022人で死者は50人。東京は351人、北海道・沖縄が183人、神奈川は249人。道内の死者は12人、5月のクラスター発生は最多の158件。札幌は125人でクラスターは4件。

試 算 ーコロナで死亡 集計の二、三倍ー

6月7日

WHOは、世界全体で約340万人と集計されている新型コロナウイルス関連の死者数が、実際は「少なくとも2,3倍になる」との見通しを発表した。

5日、国内の新規感染者は2652人で死者は64人。山梨で過去最多、東京は436人、北海道は276人、沖縄は261人。道内の死者は16人の内、札幌は13人で最多タイ。札幌は160人

接種加速へ ー自治体支援ー

6月6日

自衛隊による大規模接種が東京と大阪の会場で行われているが、自治体や医療機関向けの支援策を政府が取りまとめた。救急救命士を「打ち手」として活用するなどが柱となる。

4日、国内の新規感染者は2595人で死者は86人。東京は472人、愛知は266人、沖縄は247人。道内は203人で死者は7人、変異疑いは65人、5件の新規のクラスター発生。札幌は115人

総力戦 ー医療とワクチンー

6月5日

新型コロナウイルスの重症者数が高止まりし、緊急事態宣言下の現在の医療体制は、医療従事者の「総力戦」が必要な局面になっている。ワクチン接種の迅速化のカギも、医師や看護師らの数をいかに確保できるかにある。

3日、国内の新規感染者は2831人で死者は111人。東京は508人、北海道は300人、愛知は288人、沖縄は244人。道内の死者は18人、変異疑いは273人、4か所のクラスター発生、札幌は194人。

医師足りない ー自治体ため息ー

6月4日

新型コロナウイルス対策の「切り札」とされるワクチン接種のスピードアップに向けて、各自治体が医師の確保に頭を悩ませている。看護師や歯科医師らにワクチン注射を担ってもらうにしても、接種会場には医師が不可欠だ。

2日、国内の新規感染者は3037人、死者は113人。東京は487人、北海道は317人、沖縄は297人。道内の死者は10人で新たに7件のクラスターが発生、札幌は201人。

一点突破 ー接種七月完了ー

6月3日

政府の新型コロナウイルス対策は、ワクチン接種の成否がカギを握る。6月に1億回分のワクチンが用意出来ることを踏まえ、菅首相は高齢者の接種完了時期を「7月末まで」と表明した。

1日、国内の新規感染者は2642人で死者は101人。東京は471人、愛知は305人、北海道は254人、沖縄は223人。道内の死者は16人、5件のクラスター発生、札幌は163人。

救急隊 ー接種率15% 医師優先後回しー

6月2日

東京と全国の政令市で、新型コロナウイルス感染者の病院搬送などを担う救急隊員らへのワクチン接種が進んでいない。医師への接種を先行させるなどの影響かと見られる。厚労省は救急救命士と臨床検査技師による接種を認める方針。

31日、国内の新規感染者は1793人、死者は80人。北海道は279人、東京は260人、沖縄は142人。道内の死者は19人で最多。新たなクラスターは2か所発生、変異疑いは204人、札幌は195人。

高齢者接種 3ルート ー7月完了へ全力ー

6月1日

政府は、新型コロナウイルスワクチン接種にあらゆる手段を使って急いでいる、市町村での接種(米ファイザー製)に加え3つのルートがある(米モデルナ製)、①東京と大阪の大規模接種センター、②都道府県などの独自会場、③企業の診療所など、65歳以上の高齢者向け接種を7月末までに完了させる目標を掲げている。

30日、国内の新規感染者は2878人、死者は49人。東京は448人、愛知は305人、北海道は288人。道内の死者は15人、変異疑いは304人、札幌は167人、新規のクラスターは3か所発生。

2021年5月

北大病院 満床越え

5月31日

北海道大学病院では、新型コロナウイルスでの医療体制の逼迫状況や過酷な仕事の実態明らかになった。病床はフル稼働し、医師が未明まで院内に残ることも増え、「現場はぎりぎりの状態」だと訴えている。

29日、国内の新規感染者は3595人で死者は91人。東京は539人、北海道は442人、愛知は347人、沖縄は335人で過去最多。道内の死者は12人、新たなクラスターは4件、変異疑いは281人、札幌は241人。

米英、進む接種 ー米国六割、英国七割ー

5月30日

米国で新型コロナウイルスワクチンの接種を少なくとも1回終えた成人は6割に達し、英国でも成人の7割超が1回目を終えた。両国とも、リスクへの懸念を踏まえ、製薬会社や投与する人の免責を早い段階で明示するなど、長期的な視点に立って開発・投与体制を整えた戦略が奏功した形だ。

28日、国内の新規感染者は3708人で死者は95人。9都道府県に発令している緊急事態宣言の今月末の期限を6月20日まで延長を決定。東京は614人、北海道は423人、沖縄は313人で最多。道内の死者は最多の17人、変異疑いは254人、新たなクラスターは5件、札幌は276人で死者は13人。

スペイン非常事態解除 ー半年ぶりー

5月29日

スペインは今月上旬、新型コロナウイルス対策として全土に宣言していた非常事態を解除した。原則として地域間の移動が自由になった。

27日、国内の新規感染者は4141人で死者は119人。東京は684人、北海道は570人、愛知は394人。道内では、クラスター7件発生、死者は11人、変異疑いは259人、札幌は388人でクラスターは4か所。

英国コロナ対策を緩和 ー店内飲食旅行解禁ー

5月28日

新型コロナウイルスのワクチン接種が進む英国は、移動や経済活動の制限を大幅に緩和している。国内のほか近隣の国への旅行も解禁され、飲食店は店内のテーブルで接客できるようになった。

26日、国内の新規感染者は4536人で死者は116人。東京は743人、北海道は551人、愛知は445人、沖縄は302人で最多。道内の死者は13人、変異疑いは232人、新たなクラスターは11件、札幌は370人で、クラスターは7件。

政府に焦り ー月内解除に暗雲 9都道府県ー

5月27日

新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が沖縄に発令され10都道府県になった。感染力が強いとされる変異ウイルスが全国各地に飛び火しているうえ、宣言発令中の地域の感染は下げ止まったままだ。一向に収束する気配が見えず、政府は焦りの色を深めている。

25日、国内の新規感染者は3900人で死者は105人。東京は542人、北海道は459人、愛知は417人、沖縄は256人で最多。道内の死者は9人で旭川の38人は最多。新たなクラスターは8件。札幌は276人。

廃棄なく効率接種

5月26日

高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種が本格化するなか、急なキャンセルなどで余ったワクチンの廃棄を防ぐため、自治体が工夫を凝らしている。ワクチンが利用出来るのは解凍・希釈してから6時間以内。

24日、国内の新規感染者は2712人で死者は85人。自衛隊によるワクチンの大規模接種が、東京、大坂の二つの会場で始まり、今後地域ごとに対象を拡大する仕組みになっている。
北海道は366人、東京は340人、愛知は280人。都内でインド型変異ウイルスのクラスターが発生。道内の死者は15人で過去最多、クラスターは新たに10件を確認、札幌は194人。札幌では75歳以上のワクチン接種が始まった。

接種加速へ期待感

5月25日

厚生労働省の専門部会は20日、米モデルナ製と英国アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの承認を了承した。感染抑止の切り札となるワクチンが追加されたことで、接種の進展が期待される。

23日、国内の新規感染者は4048人で死者は62人。沖縄に緊急事態宣言が発令された。北海道は605人、東京は535人、愛知は431人。道内の死者は11人で累計1001人となった。新たに6件のクラスターが発生。札幌は403人で3日連続で400人を超えた。

東南アジア変異型猛威

5月24日

東南アジア諸国連合(ASEAN)の各国で4月以降、新型コロナウイルスの感染者数が急増している。感染抑制の「優等生」とされてきたタイ、ベトナムでの急増ぶりが目立っている。東南アジアに隣接する台湾でも感染拡大が急激に進んでいる。

22日、国内の新規感染者は5041人で死者は84人。北海道は658人、2番目は愛知の616人、沖縄は231人で過去最多。東京は602人、大坂は406人。道内では600人超えは4日連続、札幌は409人で2日連続で400人超え、5か所でクラスターが発生。

直 撃 -インド感染拡大 日系企業ー

5月23日

インドでの新型コロナウイルスの感染拡大は、現地に進出している日本企業にも深刻な影響を与え始めている。従業員の帰国や工場の操業停止が相次ぎ、業績悪化への懸念が強まる。

21日、国内の新規感染者は5252人で死者は113人。北海道727人、沖縄207人で過去最多。東京は649人、愛知は597人、大阪は415人。道内では、新たなクラスターが最多の11件発生、死者は12人、札幌は427人で死者は10人、30歳代の死者も確認された。

円滑接種へ 知恵絞る

5月22日

新型コロナウイルスのワクチン接種をスムーズに進めようと、各地の自治体が独自の接種法に取り組んでいる。座って待つ高齢者の間を医師が巡回して接種したり、遠隔地に「別動隊」を派遣したりと工夫を凝らす。

20日、国内の新規感染者は5723人で死者は106人。東京は843人、大坂は501人、愛知は633人。道内は681人で死者は9人、札幌は395人で4か所のクラスターが発生。

「接種予約」 開始前に殺到

5月21日

高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種予約受け付けが、19日から札幌市で始まったがクリニックに問い合わせの電話が殺到、19日を待たずに予約を受け付けた病院もあり、混乱が生じ、通常診療への影響を懸念する声も出ている。

19日、国内の新規感染者は5818人で死者は97人。重症者は1293人で過去最多。東京は766人、大坂は477人、愛知は666人、福岡は500人。道内は604人で死者は12人、変異疑いは197人、クラスターは8件、札幌は383人。

感染収束の一助に ー復帰看護師意欲ー

5月20日

新型コロナウイルスの感染抑え込みに向け、かつてない規模と速度でワクチン接種が進められている。担い手確保が急務で、医療現場から離れている潜在看護師や歯科医師を動員したり、民間企業に医師の確保を依頼したりする自治体もある。

18日、国内の新規感染者は5229人で死者は216人(神戸市がまとめて発表した121人含)。東京は732人、大坂は509人、愛知は539人、沖縄は168人で過去最多。道内は533人で死者は8人、変異疑いは226人、クラスターが8か所発生。札幌は377人、クラスターは4か所。19日からワクチンの接種予約受け付け開始。

大規模接種 準備急ぐ

5月19日

防衛省は17日、東京と大阪で実施する自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの大規模接種の予約を開始した。地方自治体も独自に設置する動きが活発化している。ただ二重予約をどう防ぐか、課題もある。

17日、国内の新規感染者は3680人で死者は122人。東京は419人、大坂は382人、愛知は362人。道内は372人で死者は10人、変異疑いは198人。新規クラスターは5か所。札幌は212人で自宅待機中の60代男性死亡、病床の約97%が埋まっており、入院に時間がかかる。

地方都市 コロナ急拡大

5月18日

新型コロナウイルスの感染が、首都圏や関西圏以外の地方都市にも急激に広がっている。新規感染者数が倍増する恐れがある地域が12道県に上り、英国型を中心とした感染力が強い「N501Y変異ウイルス」の割合が全国で9割以上になったとの推計もあり、急拡大の要因とみられる。

16日、国内の新規感染者は5262人で死者は47人。東京は542人、大坂は620人、愛知は522人、福岡は505人。道内は491人で死者は5人、変異疑いは235人、札幌は324人。

命の門番 ーゲートキーパー自殺を防ぐー

5月17日

コロナ禍で自殺者が増加傾向にある中、身近な人の悩みに気づき、支援をつなげる「ゲートキーパー(命の門番)」の養成に注目が集まっている。政府も自殺対策の柱として位置づけ、各自治体に養成を求めている。

15日、国内の新規感染者は6425人で死者は94人。東京は772人、大坂は785人、愛知は596人、福岡は522人。道内は566人で変異疑いは231人。新たなクラスターが3件発生。札幌は344人、札幌市の病床は98%使用。

悲 鳴 ー酒問屋返品ビールの山ー

5月16日

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う3回目の緊急事態宣言(北海道は16日から)が今月末まで延長され、休業要請が続いている飲食関係業者から「出口が見えない」とため息が漏れている。

14日、国内の新規感染者は6267人で死者は81人。東京は854人、大阪は576人、愛知は598人。北海道、岡山、広島が緊急事態宣言に急遽追加。道内は593人で死者は8人。変異疑いは352人。新たなクラスターは4件。札幌は347人。

コロナ療養後 後遺症に悩む

5月15日

新型コロナウイルスの感染者で、療養が終わった後も後遺症に悩む人は多く、専門外来には受診予約が殺到している。変異ウイルス出現で若年層からの訴えが目立っているという。自覚症状は「倦怠感」「思考力の低下」「頭痛」「嗅覚障害」「脱毛」など

13日、国内の新規感染者は6879人で死者は101人。東京は1010人、大坂は761人、愛知は624人、福岡は502人。道内は712人で最多、死者は6人。札幌は499人で最多、2件のクラスター発生。人口10万人当たりの新感染者数は97.52人となり大阪や福岡を上回っていて深刻な状態だ。

接種前倒し 自治体急ぐ

5月14日

菅首相が新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種を7月末までに終える方針を示したことで、接種計画を早める動きが各地で広がっている。政府は自治体支援策の拡大や医師らへの手当て増額などで後押しし、何とか目標を実現したい考えだ。

12日、国内の新規感染者は7058人で死者は106人。北海道、福島、岐阜、愛知、広島、福岡、鹿児島で過去最多。東京は969人、大坂は851。緊急事態宣言は愛知、福岡が加わり31日まで延長。道内は529人で死者は7人。札幌は352人で過去最多。

大阪医療逼迫三つの誤算

5月13日

大阪府は新型コロナウイルスの「第4波」に襲われ「医療崩壊」が起きている。重症病床の使用率が100%を超え、救急車を呼んでも搬送先が見つからないケースも多発している。府の医療行政を検証すると三つの誤算が見えてきた。
①病床確保の見通しが甘かった。
②想定を上回る変異ウイルスの広がり。
③新規感染者数を抑制する飲食店などへの対策強化も後手に回った。

11日、国内の新規感染者数は6242人で死者は113人。東京は925人、大阪は974人で死者は55人(最多)、愛知は578人。道内は421人で変異疑いは137人。4件のクラスター発生。札幌は280人で死者は5人。

感染爆発 ー周辺国に影ー

5月12日

インドで起きている新の感染爆発が、周辺国を中心に影響を及ぼし始めている。各国は波及を食い止めようと、インドからの入国を制限する措置を相次いで講じ、インド人の出稼ぎ労働者の移動に支障が出る事態となっている。

10日、国内の新規感染者は4938人で死者は71人。東京は573人、大坂は668人、愛知は426人。道内は409人で変異疑いは226人、札幌は266人、あすかぜ高校他2件のクラスター発生。全道では江別の大麻中学校他4件のクラスター発生。

苦境観光事業 接種に一役

5月11日

新型コロナウイルスのワクチン接種の準備が急ピッチで進められている。高齢者約3600万人が7月中に打ち終えるのが当面の目標で、その一翼を苦境に立つ観光業界が担っている。。会場にするバスを用意したり、予約を受けるコールセンターを運営したりする業者もある。

9日、国内の新規感染者は6495人で死者は65人。東京は1032人、大坂は874人、福岡は529人。北海道、福島、広島、福岡は最多。道内は506人で変異疑いは202人、死者は7人。岩見沢市の新成人らでクラスター発生。札幌は328人(過去最多)

変異型の特徴は? ー感染力やワクチン効果に影響ー

5月10日

N501Yは、政府が特に警戒し全都府県が検査している変異で、英国型、南アフリカ型、ブラジル型、フィリピン型があり従来型に比べ感染力が1.7倍になるとの報告がある。インド型N501Yはなく、免疫力に関わるL452RとE4840の変異を持ち「二重変異」と呼ばれている。まだ十分なデータが得られていない。

8日、国内の新規感染者は7245人で死者は86人。14道県で過去最多。東京は1121人、大坂は1021人で死者は41人。愛知は575人、兵庫は568人、福岡は519人。道内は403人で過去最多、変異疑いは97人、4件のクラスター発生。札幌は278人で過去最多。

消毒よりマスク予防効果 ー米CDC見解ー

5月9日

米疾病対策センター(CDC)は新型コロナウイルスの感染防止策について、身の回りの消毒より、マスクの着用や部屋の換気、手洗いの方が効果が高いとする見解を公表しました。

7日、国内の新規感染者は6054人で死者は148人(過去最多)。東京は907人、大坂は1005人で死者は50人(過去最多)、兵庫は493人で死者は39人(過去最多)。
道内は248人、札幌は156人で変異疑いは46人、3件のクラスター発生。「まん延防止等重点措置」が9日から適用される。

高齢者接種本格化へ ーコロナワクチンー

5月8日

新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種で、全国71自治体で5月中に施設入所者以外の一般の高齢者への接種を始めるのは、7割の52市区になることが分かった。すでに開始済みは2割の16市区。全国的な感染拡大下で接種の加速化が求められている。

6日、国内の新規感染者は4380人で死者は65人。東京は591人、大坂は747人、首都圏は「まん防」延長。道内は過去2番目に多い320人で死者は5人。新たなクラスターは5件。札幌は253人で過去最多、変異疑いは64人。

ワクチンパスポート ーEUが検討ー

5月7日

欧州連合(EU)は、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けたことを証明する「ワクチンパスポート」の実用化に向けた取り組みを進めることで一致した。移動の自由を認め、経済の立て直しにつなげる狙いがある。

5日、国内の新規感染者は4019人で死者は58人。東京は621人、大坂は668人、福岡は337人、兵庫は331人。道内は181人、札幌は128人でクラスター2件発生、日本ハムファイターズのクラスター認定。「医療非常事態宣言」発令、「まん防」を国に要請。

大坂病床危機 ー変異型猛威ー

5月6日

感染力が強いとされる変異型の新型コロナウイルスが猛威を振るう関西圏で、医療体制が危機的な状況に陥っている。重症化しやすく、重症化するスピードも速いとの見方があり、病床逼迫に拍車をかけている。

4日、国内の新規感染者は4202人で死者は50人。東京は609人、大坂は884人で「入院率」は10%となり、10人に1人にしか入院していない状態。道内は233人で死者は5人。札幌は203人で変異疑いは60人、2件のクラスター発生。

ワクチン休暇 企業努力

5月5日

新型コロナウイルスのワクチン接種に向けて、企業が従業員のために「ワクチン休暇」を設ける動きが出ている。働く人が接種を受けやすい環境を作ることで、接種が迅速に進むことが期待されている。

3日、国内の新規感染者は4469人で死者は50人。東京は708人、大坂は847人、兵庫は344人、愛知は304人。道内は114人、変異疑いは155人。札幌は88人、札幌市内の飲食店への営業時間短縮要請を1時間繰り上げ。

富岳解析 ー屋外でも飛沫とぶー

5月4日

新型コロナウイルスの感染拡大で東京、大坂、京都、兵庫に3度目の緊急事態宣言が発令されているが、都内などの繁華街は、酒類の提供ができなくなった居酒屋が早々に店を閉め、人通りも少なくなった。一方、路上や公園など屋外で飲食する人の姿も目立った。スパコンの「富岳」の解析では、秒速1メートルの風が吹くとマスクなしで話す人から多くの人に飛沫がかかることが分かっている。

2日、国内の新規感染者は5900人で累計で60万人を超えた。死者は61人。東京は879人、大坂は1057人、兵庫は539人、福岡は417人。道内は過去最多の326人、札幌は246人で市長は「緊急事態宣言レベルの感染状況」と述べ市有施設を原則休館にした。札幌で8か所のクラスター発生。

総 力 ーワクチン高齢者接種、七月完了ー

5月3日

政府は新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場を東京と大阪にそれぞれ設けると発表した。市町村による接種は、総務省が接種計画を精査して前倒しを促す。菅首相が掲げる7月末までの高齢者向け接種完了を何としても実現する構えだ。

1日、国内の新規感染者は2985人で死者は83人。東京は1050人、大坂は1262人、兵庫は539人、愛知398人、福岡は352人。道内は180人で変異疑いは187人。小学校や大学でクラスターが発生。札幌は131人。

変異型感染全国五割超 ー関西は九割ー

5月1日

厚労省によると、感染力が強いとされる「N501Y]の変異型の抽出検査で陽性となった人の割合は、大坂、京都、兵庫、奈良で8~9割を占め、愛知で6割、東京は「健安研」で25日までで6割に増え、急速にウイルスがN501Yへと置き換わっている。

30日、国内の新規感染者は4687人で死者は39人。東京は698人、大坂は1043人、兵庫は333人、福岡は305人。道内は187人、変異疑いは105人、札幌は140人で新たなクラスター2件発生。

猛 威 ー二重変異型 インドでー

5月1日

インド政府は新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者が35万2991人になったと発表(4月27日付)。統計で米国を上回り世界最多となった。2か所の変異で感染力が強いとされる「二重変異ウイルス」による感染爆発が起きたとみられ、病床や医療用酸素などが不足し、各地で医療崩壊が相次いでいる。

29日、国内の新規感染者は5914人で死者は78人(大阪44人)。東京は1027人、大坂は1172人、兵庫は534人、愛知は430人。道内は234人、変異疑い60人、札幌は172人で新たなクラスターが2件発生。

2021年4月

変異疑い ー札幌陽性者の八割ー

4月30日

札幌市を中心に道内でも感染が広がる新型コロナウイルスの変異ウイルス。従来より感染力が強いとされ、市内の感染者の約8割はすでに変異ウイルスに置き換わっているとみられている。市内では新型コロナ患者用の病床の約7割が埋まり逼迫度が高まり、危機的な状況になりつつある。

28日、国内の新規感染者は5794人で死者は51人。東京は925人、大坂は1260人、兵庫は600人、福岡は440人で大阪と福岡は過去最多。道内は219人で今年最多。札幌は170人で2件のクラスター発生。4月の子ども関連の感染者は27日時点で153人。

観光地悲鳴GW直前 -緊急事態宣言三回目ー

4月29日

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3回目の緊急事態宣言発令に対象となる4都府県の観光地では、客足が遠のくことを懸念する観光施設から「これからの大型連休はかき入れ時だったのに」との落胆の声が漏れた。

27日、国内の新規感染者は4965人で死者は63人。東京は828人、大阪は1230人、兵庫505人。道内は121人で死者は6人。変異疑いは87人で5件のクラスター発生。札幌は75人。市内の飲食店、カラオケ店で時短要請開始。(5月11日まで)

突然の休業 ー緊急事態宣言 三回目ー

4月28日

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3回目となる緊急事態宣言に各地の大型施設は対応に追われている。東京、大阪、京都、兵庫で、床面積が1000平方メートル超の百貨店や商業施設のほか、博物館や動物園、ボウリング場などが休業。25日から来月11日まで。

26日、国内の新規感染者は3316人で死者は35人。死者の累計は1万人を超えた。東京は425人、大坂は924人、兵庫は310人。道内は139人で死者は6人。変異疑いは77人、新たなクラスターは3件。札幌は98人。

試 算 ー変異型急拡大ー

4月27日

変異した新型コロナウイルスの感染拡大に危機感が高まっている。都によると英国型など感染力が強いとされる「N501Y」変異の占める割合は33%程だが、国立感染症研究所は5月上旬には首都圏でも関西と同様に感染者の8~9割が変異型に置き換わると推計している。

25日、国内の新規感染者は4612人で死者は51人。大阪は1050人、東京は635人、兵庫は473人、福岡は334人。道内は110人で死者は5人。変異疑いは69人、札幌は81人、変異疑いは61人。

コロナ解雇 ー10万人超ー

4月26日

新型コロナウイルスの影響で解雇や雇い止めされた労働者が、昨年2月から累計で10万人を超えたことが分かった。コロナ禍で飲食業や宿泊業など「対人サービス」を中心に厳しい雇用情勢が続いている。このほか、勤務先の経営悪化で自主退職に追い込まれた労働者もおり、職を失った人は実際はもっと多いとみられる。

24日、国内の新規感染者は5608人で死者は54人。石川、三重、京都、兵庫、徳島、大分で過去最多。大阪は1097人、東京は876人、兵庫635人。「まん延防止」36市町に拡大(28日から)。道内は160人で変異疑いは94人。札幌の高校と苫小牧で2件のクラスター発生。

癌の早期発見の機会奪う

4月25日

コロナ禍でがん検診の受診者が激減しているという。医療機関などでの感染を恐れ、検診を控えている人も多いのではないか。がん検診を休止した医療機関もあり、早期発見の機会を逃してしまうと、本来は治るはずのがんも治すことができなくなり、命に関わる問題だ。

23日、国内の新規感染者は5109人で死者は56人。大阪は1162人、東京は759人、兵庫は567人。東京、大阪、京都、兵庫に緊急事態宣言を発令(25日から)。道内は158人で死者は5人、変異疑いは85人。札幌は118人で3件のクラスター発生。いずれも変異ウイルスによる。

武漢「心の傷」今も ー都市封鎖解除一年ー

4月24日

新型コロナウイルスの感染が世界で最初に広がった中国湖北省武漢市は、感染対策のロックダウンが解除されてから1年を過ぎたが、都市封鎖によって感染拡大を抑え込んだとする習近平政権の自賛の陰で、1000万都市を丸ごと封鎖した異例の措置で心に傷を負った人びとは、今もトラウマに苦しんでいる。

22日、国内の新規感染者は5501人で死者は42人。大阪は1167人、東京は861人、兵庫は547人。道内は153人で変異疑いは91人、クラスターは3件発生。札幌は126人。

製造大国インドワクチン不足

4月23日

新型コロナウイルスワクチンの製造大国であるはずのインドが、一転してワクチン不足に陥っている。3月から感染第2波に見舞われて国内需要が急増する一方、海外向けの供給を絞るのが遅れたのが原因だ。

21日、国内の新規感染者は5291人で死者は50人。大阪は過去最多の1242人、新潟、福井、三重、兵庫、奈良も過去最多。東京は843人。道内は124人で変異疑いは45人、札幌は99人で飲食店でクラスター発生。

変異型分析 ークラスター調査ー

4月22日

政府は新年度、新型コロナウイルスや新たな感染症の流行への対応を強化するため、国立感染症研究所(感染研)の体制を拡充する。感染研の定員を362人から712人に倍増させ、予算も41億円増額し106億円とする。クラスター対策の専門職、変異ウイルスの遺伝情報を分析する専門職も増やす。

20日、国内の新規感染者は4342人で死者は45人。大阪は1153人、東京は711人、兵庫は427人、大坂の病床使用率は122.4%で危機的状況。道内は106人で変異疑いは41人。札幌は78人で新たなクラスターは2件発生。

医療逼迫 深刻に ーコロナ変異型ー

4月21日

変異した新型コロナウイルスの感染拡大で病床の逼迫が危機的な状況に直面している。大阪では1日あたりの新規感染者数が連日1000人を超え、重症化までのスピードが速いため、重症病床が急速に埋まり確保した病床を上回る事態になっている。

19日、国内の新規感染者は2907人で死者は30人。大阪は719人、東京は405人、兵庫は293人。20日から埼玉、千葉、神奈川、愛知に「まん延防止」を適用。道内は78人、札幌は75人で変異疑いは50人。新たなクラスター2件発生。

警 戒 ーコロナ変異型全国に急増ー 

4月20日

感染力が強い新型コロナウイルスの変異型の感染者が、4月に入って急増している。大阪や東京など10都道府県に上り、国立感染症研究所は1か月以内に東京都その周辺で「8~9割」、大坂、京都、兵庫の3府県で「95%以上」が変異型になると指摘し、警戒を強めている。

18日、国内の新規感染者は4093人で死者は16人。大阪は1220人で過去最多。東京は543人、兵庫は406人。道内は98人、札幌は77人で変異疑いは65人。

明暗を分ける ーワクチン接種先行米英で効果ー

4月19日

世界に先駆けて新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった米国と英国で、感染予防の効果が表れつつある。接種が遅れている欧州各国や日本と明暗を分けている。

17日、国内の新規感染者は4802人で死者は41人。兵庫、徳島、沖縄で過去最多を更新。東京は759人、大坂は1161人、兵庫541人。
道内は109人でクラスターが2件発生。札幌は86人で変異疑いは34人。

回避図る ー三度目の宣言発令ー

4月18日

政府は緊急事態宣言の解除後、新型コロナウイルスの感染が想定より早いペースで広がっていることに焦りの色を濃くしている。「まん延防止等重点措置」の適用で、3度目となる宣言発令を何とか回避したい考えだ。

16日、国内の新規感染者は4532人で死者は46人。大阪、兵庫、新潟、石川で過去最多。東京は667人、大坂は1209人、兵庫は510人、愛知224人。道内は98人、変異疑いは34人。札幌は72人で「札幌北辰病院」で計35人のクラスター発生。

英国屋外スポーツ解禁 ー制限緩和ー

4月17日

ロンドンを中心とする英国のイングランドで新型コロナウイルスの感染対策として1月から続くロックダウン(都市封鎖)が緩和され、テニスやゴルフなど屋外でのスポーツができるようになった。英国では人口の半数近くが1回目のワクチン接種を受けている。

15日、国内の新規感染者は4576人で死者は35人。大阪は1208人で過去最多、東京は729人、兵庫493人。道内は101人で変異疑いは33人。札幌は79人で医療機関で変異ウイルスによるクラスター発生。

長期戦 ーコロナ対策しても再拡大ー

4月16日

新型コロナウイルスの感染拡大防止の2度目の緊急事態宣言解除後、リバウンド(再拡大)が深刻化。緩みや自粛疲れをいかに排して収束につなげるかが問われている。

14日、国内の新規感染者は4309人で死者は33人。大阪、兵庫、新潟は過去最多。東京は591人、大坂1130人、兵庫507人。道内は77人、変異疑いは32人。札幌は59人で変異疑いは30人。

目算外れ ー変異型拡大ー

4月15日

大阪府が再び「医療非常事態」の宣言に追い込まれた。府内の重症病床の使用率は13日現在、95.1%に上り、知事は改めて緊急事態宣言の要請に言及した。近隣の兵庫、奈良、和歌山の感染者数も急増している。

13日、国内の新規感染者は3457人で死者は45人。大阪は1099人、東京510人、兵庫391人。道内は60人で変異ウイルス疑いは41人。札幌は44人。

コロナ詐欺横行
ーPCR検査に実現金支給かたるー

4月14日

新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、現金をだまし取ろうとする詐欺行為が各地で報告されている。保健所職員を装い、「ワクチンを優先的に接種できる」「接種の手続きに伺いたい」など昨年1年間ではコロナ関連は55件、被害額は約1億円に上るという。

12日、国内の新規感染者は21080人で死者は24人。東京は306人、大坂は603人。道内は58人で変異疑いは45人、札幌は47人。

変異型関西で猛威 ー新タイプ増加ー

4月13日

まん延防止等重点措置が適用された大阪、兵庫について厚労省は「感染が急速に拡大し、医療体制が大変厳しい状況」との見解。
感染力が強い変異ウイルスの割合が増加し、周辺自治体にも波及している。

11日、国内の新規感染者は2777人で死者は17人。東京421人、大阪760人。12日から東京、京都、沖縄にまん延防止等重点措置を適用。高齢者向けワクチン接種開始。道内は69人、札幌は39人で変異疑い32人。

医療崩壊寸前 ー変異型猛威ブラジルー

4月12日

新型コロナの変異ウイルスが猛威を振るうブラジルで、感染拡大が加速している。1日あたりの死者は連日3000人を超え、感染者が10万人を上回る日も出てきた。第2の都市リオデジャネイロでは医療崩壊が迫るが、ビーチは市民らでにぎわい、感染防止策は徹底されないままだ。

10日、国内の新規感染者は3697人で死者は27人。大阪は918人、兵庫は351人で過去最多、東京は570人。道内は116人で変異疑いは20人、札幌は93人。

猛威を振う ー欧州では変異型ー

4月11日

フランスでは新規感染者の8割を英国型ウイルスが占め、イタリアやドイツでも約9割は英国型となり、変異した新型コロナウイルスが猛威を振るっている。マクロン大統領は「英国型は感染力、致死率が高い」とし外出制限を全土に拡大した。

9日、国内の新規感染者は3462人で死者は27人。累計の感染者は50万人超えとなった。東京は537人、大阪は883人、兵庫314人。道内は83人で変異疑いは26人、札幌は56人、変異疑いのクラスターが2件発生。

コロナワクチン副反応 ー二回目に強く出るー

4月10日

新型コロナウイルスワクチンの国内接種の開始から、厚生労働省の研究班がまとめた中間報告では、1回目より2回目の接種で副反応が強めに出ることが確認された。副反応は免疫が付く過程で起こるものだが、的確な情報提供が求められる。

8日、国内の新規感染者は3439人で死者は25人。大阪、福島、奈良で過去最多。大阪は905人、東京は545人、兵庫311人。道内は79人、変異疑いは27人、旭川ではカラオケ教室から広がったクラスターが計5件目。札幌は51人、医療機関でクラスター発生。

深刻な影響 ーホテル業界ー

4月9日

コロナ禍で苦しむ産業界の中で、とりわけ深刻な影響が続くホテル業界。長期滞在プランの導入やマンションなどに改装する動きが相次ぐ。宿泊や宴会が中心だった従来のビジネスモデルからの転換を急ぐ。

7日、国内の新規感染者は3541人で死者は30人。大阪、兵庫、奈良、和歌山、新潟で過去最多。大阪は878人、東京555人、兵庫328人。道内は72人、変異疑いは27人、クラスターは2件、札幌は47人。

国産ワクチン開発 ー後れをとった背景ー

4月8日

医療先進国の日本で、なぜ国産ワクチンの開発が遅れているのか。欧米など海外の開発に大きく後れをとった背景は、感染症対策におけるワクチン臨床試験の予算がカットされ、18年に計画が凍結された。一方米政府は国家安全保障の観点から、新たな感染症に備えて、治療薬やワクチンの研究開発を平時から支援してきた。

6日、国内の新規感染者は2656人で死者は28人。大阪では過去最多の719人、兵庫でも276人、東京は399人。道内は63人で変異疑いは14人、札幌は42人。

出向拡大 ーJAL1400人、ANA750人ー

4月7日

日本航空(JAL)と全日本空輸を傘下に持つANAホールディングスが、社員の外部への出向を加速させている。受け入れ先に人件費を負担してもらうことで、コストの圧縮と社員のつなぎとめを図る狙いがある。

5日、国内の新規感染者は1572人で死者は19人。東京は249人、大阪は341人で7日連続で東京を超えた。道内は71人、4か所でクラスターが発生。札幌は47人で変異疑いは13人。

マスク着用巡り対立

4月6日

新型コロナウイルスの感染者が減少傾向にある米国で、マスク着用を巡る論争が再燃している。共和党の州知事が相次いでマスク着用の義務化を撤廃する動きを見せているため、感染再拡大を警戒するバイデン政権は強く反対している。

4日、国内の新規感染者は2471人で死者は12人。東京は355人、大阪593人、兵庫211人。道内は53人で変異疑いは13人。札幌は32人で1件のクラスター発生。

コロナ試金石 ー大阪、人の動き抑えられずー

4月5日

政府は新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」を大阪府に適用した。首都圏より3週間早く緊急事態宣言の解除に至ったが、人の動きを抑えられず、新規感染者の増加に歯止めがかからなかった。重点措置がどれだけ効果を上げるか、今後の感染対策の試金石となる。

3日、国内の新規感染者は2775人、大阪は666人と過去最多を更新。東京は446人、兵庫206人。道内は66人、クラスター2件発生。札幌は45人、北海道神宮祭みこし渡御中止。

新たな挑戦 ー巣ごもり時間ー

4月4日

コロナ禍の影響で在宅時間が延び、家で出来る趣味を始める人が増えている。他人となるべく接触しない巣ごもり生活は、自分を見つめ直したり、新たな趣味に挑戦したりするきっかけになっているようだ。

2日、国内の新規感染者は2760人で死者は22人。東京は440人、大阪613人、兵庫174人。道内は57人で変異疑いは20人、札幌は39人。

コロナ禍隠れ失業 ー女性の雇用環境特に悪化ー

4月3日

コロナ禍が長期化し、政府が公表する完全失業率に表れない「隠れ失業」が問題になっている。雇用契約は結んでいても仕事がない「休業者」が急増し、特に非正規雇用の割合が高い女性の雇用環境は悪化している。

1日、国内の新規感染者は2607人で死者は18人。東京は475人、大阪616人、兵庫199人、大阪、兵庫、宮城に「まん延防止等重点措置」を適用。
道内は57人で変異疑いは30人。札幌は39人でクラスター1件発生。

ワクチン ー国内生産始動ー
純国産 ー臨床試験に苦戦ー

4月2日

新型コロナウイルスワクチンの国内生産に向けた準備が進んでいる。まず、アストラゼネカが開発したワクチンを、国内企業が受託生産する。
国内勢による「純国産ワクチン」の開発も待たれるが、実用化には時間がかかりそうだ。

31日、国内の新規感染者は2841人で死者は49人。大阪は599人で「まん延防止等重点措置(マンボウ)」の適用を要請。東京414人、宮城最多の200人、兵庫211人、沖縄111人。道内は76人、変異疑い23人、札幌43人。

離農が進む ーコロナ減産 米産地困惑ー

4月1日

コロナ禍の影響で外食需要が減ったことから、農林水産省が示した2021年産米適正生産量の減産幅が過去最大となった。21年は6.7万ヘクタールの作付転換が必要となり、生産現場からは「離農が進む」といった困惑の声が聞かれる。

30日、国内の新規感染者は2087人で死者は33人。東京は364人、大阪432人、兵庫176人。道内は56人で変異疑いは33人、3件のクラスター発生。札幌は33人。

2021年3月

地方感染 急激な拡大

3月31日

地方での新型コロナウイルス感染者が、3月中旬以降、急激に増えている。宮城、山形、愛媛などは独自に緊急事態を宣言したが、医療体制の逼迫は進んでいる。

29日、国内の新規感染者は1345人で死者は29人。東京は234人、大阪213人。道内は46人、札幌は34人で通信販売事業所でクラスター発生。「変異」疑いは20人。

外食不振 ー家電堅調ー

3月30日

新型コロナウイルスの感染拡大による消費の不振が浮き彫りになっている。2020年の外食売り上げ高は前年比15.1%減で過去最大の落ち込み幅。巣ごもり需要をつかんだ家電販売など一部では堅調だが、全体としては先行きの見えない状況。

28日、国内の新規感染者は1785人で死者は29人。東京は313人、大阪323人。道内は74人、変異疑い22人、札幌58人で病院クラスター発生。

略 称 ー時代を映すー

3月29日

略称には文字制限があり、カタカナ、アルファベットで7文字以内、漢字だけだと5文字以内となっている。略称が社名になる例も多く、2016年に「セイコーマート」が社名を「セコマ」に変更した。新型コロナウイルスは「コロナ」で通じるようになった。近頃は、「マンボウ」なる略称も使われている。

27日、国内の新規感染者は2073人で死者は32人。東京は430人、大阪は386人。道内は62人、「変異」疑いは27人。札幌は41人。

恩 恵 ー英国塾 オンラインの恩恵ー

3月28日

ロンドンにある日本人向け学習塾が、新型コロナウイルス対策として授業を対面からオンラインに切り替えた結果、ロシアやトルコなどの邦人子女に新たな学びの場を提供するという、思わぬ効果を生んでいる。

26日、国内の新規感染者は2026人で死者は33人。累計で9004人となった。東京は376人、大阪300人、宮城153人。道内は69人で変異疑いは22人。札幌は53人でスナックでクラスター発生。

海賊版 ー違法ダウンロードー

3月27日

若者らに無断でインターネット上で漫画が見られるようにした「海賊版サイト」による被害が、新型コロナウイルスの巣ごもり需要の影響で再び深刻化している。抜本的な解決策はなく、漫画家や出版社は苦慮している。

25日、国内の新規感染者は1917人で死者は27人。東京は394人。山形49人、愛媛59人は過去最多。宮城161人で仙台が101人、仙台で飲食店の時短要請開始。道内は67人で変異疑いは14人。札幌は46人。

争奪戦 ーワクチン立ち遅れー

3月26日

日本は、世界的なワクチン争奪戦で立ち遅れが目立つ。2月中旬に医療従事者の一部で接種が始まったが、先進7か国(G7)の中では最も遅い。ワクチン確保の交渉に臨む厚労省は感染症法案の国会の根回しなどに追われ「みんなクタクタな状態」だという。

24日、国内の新規感染者は1918人で死者は21人。東京は420人(今月最多)。道内は81人、「変異」疑いは18人、札幌は54人、高齢者の会食会でクラスター発生。

経営破綻 ー累計で千件超えー

3月25日

東京商工リサーチは今月初め、コロナウイルスの影響を受けた企業の経営破綻が累計で1000件に達したと発表した。業種別では、「飲食業」が最多、「食品卸売」「食品製造」「アパレル関連」が多い。

23日、国内の新規感染者は1503人で死者は53人。東京は337人、道内は42人で変異ウイルス疑いは16人、札幌は32人。

商 機 ー新消費スタイルー

3月24日

コロナ禍で新たな消費スタイルが広がり、商機を見いだす企業もある。スーパーでの滞在時間が「20分未満」となり、定番商品で短時間に買い物を済ませようという意識が強まり、新商品を減らし「プチぜいたく」商品に力を入れている。

22日、国内の新規感染者は822人で死者は33人。東京は187人。道内は50人、千歳と帯広でクラスター発生。札幌は41人、変異疑い5人。

変異型 ー世界で感染拡大ー
変異型 ー主流化の恐れー

3月23日

変異した新型コロナウイルスの拡大が世界的に再び増加傾向にある。感染力が強いとされる変異ウイルスが従来型と置き換われば感染の再拡大につながりかねない。

21日、国内の新規感染者は1119人で死者は20人。東京は256人、首都圏の2か月半にわたり出されていた緊急事態宣言は21日に終了した。
道内は60人、北翔大、帯広でクラスター発生。札幌は39人、「変異」疑いが10人。

外食苦境打開へ模索

3月22日

新型コロナウイルスの感染拡大の影響が長引くなか、外食業界では生き残りに向けた再編の動きが出てきた。コロナ禍で変化した消費のニーズを取り込もうと、各社は商品戦略の見直しも急いでいる。

20日、国内の新規感染者は1524人で死者は19人。東京は342人。道内は51人、札幌27人で日中に営業のカラオケスナックでクラスター発生、変異ウイルスの判明は33人。

クラスター封じ高齢者施設

3月21日

新型コロナウイルスの新規感染者は減少傾向にある一方、高齢者施設でのクラスター発生が続いている。政府は高齢者施設向けの感染対策として「集中検査」や「専門家派遣」などを打ち出している。重症化しやすい高齢者の命を守るため、クラスターの拡大抑制が急務だ。

19日、国内の新規感染者は1457人で死者は33人。東京は303人。道内は78人、帯広の老人ホームでクラスター発生。札幌は47人、市長は変異ウイルスの市中感染の可能性があるとの認識を示した。

猛 威 ーブラジル変異型感染一日七万~八万人ー

3月20日

ブラジルで感染力が強いとされる変異ウイルスが全国に広がり、最近は1日あたりの感染者数が米国よりも多い7万~8万人で推移する。1月中旬からワクチン接種が始まったが、転売目当てとみられるワクチンの「空打ち」も横行している。

18日、国内の新規感染者は1499人で死者は32人。東京は323人。道内は96人、札幌は65人で高校で19人のクラスター発生。「変異ウイルス」は新たに9人が判明。

第二の就職氷河期世代

3月19日

学生の就職活動が厳しさを増している。コロナ禍で、企業が採用人数を抑える動きが広がっているためだ。政府は第二の就職氷河期世代をつくらないと強調しているが、向こう数年はかなり厳しい採用状況が続くのではないか。

17日、国内の新規感染者は1535人で死者は43人。東京は409人。道内は73人、全感染者に「変異」の簡易検査を実施。札幌は24人。

卒業アルバム ー行事激減で写真足りないー

3月18日

コロナ禍の影響で行事の取りやめが相次ぐ中、卒業アルバムに掲載する写真が集まらず、学校が頭を悩ませている。配布時期を延期したり工夫をしている。撮影業者の倒産も最多だとか。

16日、国内の新規感染者は1134人で死者は57人。東京は300人。道内は69人、札幌は29人で食品配布会(変異ウイルス13人とは別の)でクラスター発生。

今年も寂しい卒業式 ーコロナ禍で縮小ー

3月18日

新型コロナウイルスの感染拡大で、学校の卒業式が出席者を減らすなど規模の縮小を余儀なくされている。昨春かた1年にわたってコロナ禍でキャンパスライフを満喫できなかった大学の卒業生。記念撮影すら危ぶまれている。

遠い終息 ーパンデミック死者数約260万人ー

3月17日

WHOのアダノム事務局長が、新型コロナウイルスの流行を「パンデミックとみなす」と宣言してから、1年が過ぎた。各国でワクチン接種が進むものの、数量不足から、終息には時間がかかる見通しだ。10日現在の感染者数は約1億1750万人、死者数は約260万人に上る。

15日、国内の新規感染者は695人で死者は38人。東京は175人、千葉で変異型17人。道内は54人、富良野のスナックでクラスター発生。札幌は32人、「変異」疑い6人。

警 鐘 ースマホ脳著者ー

3月16日

スウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセン氏が著した「スマホ脳」が大きな反響を呼んでいる。スマホが脳に与える影響に警鐘を鳴らすもので「新しいという理由だけで優れていると思わない方がいい。」まずは知識を仕入れ、スマホに対する脳の脆弱性や人間の本質を知り、議論を始めてもらいたい。

14日、国内の新規感染者は988人で死者は22人。東京は239人。道内は45人、仁木町の事業所でクラスター発生、札幌は28人。

コロナ封鎖英独緩和へ

3月15日

新型コロナウイルスの世界的流行が続く中、英国やドイツなど欧州の一部の国がロックダウン(都市封鎖)の緩和に動き始めた。学校や店舗などの段階的再開で社会・経済活動の正常化を目指す。

13日、国内の新規感染者は1320人で死者は51人。東京は330人。道内は58人、江別の居酒屋でクラスター発生、札幌は25人。

鈍 化 ーコロナ感染減少ペースー

3月14日

新型コロナウイルスの新規感染者数の減少ペースが鈍化している。都が1週間平均の新規感染者を前週の7割に抑える目標を掲げるが、2月中旬以降は達成できていない。

12日、国内の新規感染者は1271人で死者は58人。東京は304人。道内は53人、札幌は17人。変異ウイルスの出た食品関連会社のクラスターは計29人になり変異型は15人に増えている。

膨らみ続ける国債112兆円

3月13日

2020年度第3次補正予算が1月末に成立した。当初予算の一般会計歳出は102.7兆円。歳入不足を補うだけの特別国債(赤字国債)を32.6兆円発行して賄う枠組みだったが、追加となる新型コロナ対策の補正予算3回の歳出は計73兆円。国債を発行して財源に充てた。

11日、国内の新規感染者は1319人で死者は45人。東京は335人。道内は71人で死者数は累計700人を超えた。札幌は34人で10日に発生した食品会社のクラスターは変異ウイルス感染者13人と分かった。

二重マスク効果変わらず

3月12日

マスクを二重に着用したときの感染防止効果を、スーパーコンピューター「富岳」を使って解析した結果、新型コロナウイルスを含む飛沫の拡散は、二重マスクにしても、不織布マスクを1枚をきちんと着けた場合とほぼ変わらなかったと発表した。

10日国内の新規感染者は1316人で死者は54人。東京は340人。道内は65人、札幌は18人。札幌と釧路でクラスター発生。「変異ウイルス、英国型」が札幌と小樽で計13人確認された。

鮮 明 ー消費控え、貯金重視ー

3月11日

外出自粛が広がり、旅行や外食、衣料品への支出が大きく落ち込んだ。総務省が2020年の家計調査を発表した。1世帯あたりの消費は月平均で27万7926円となり、実質で前年から5.3%減った。所得環境は悪化しており、貯金を増やす傾向が強まっている。

9日、国内の新規感染者は1128人で死者は58人。変異型の感染者は25都道府県で320人超。東京は290人。道内は63人、札幌は15人。

夢一片 ー学生の就職事情一遍ー

3月10日

コロナ禍で大きな影響を受けた業種を志す就活生たちは「夢」の変更を迫られている。航空業界志望は、好調だったインバウンド需要に支えられ、ここ数年航空会社の採用人数は増加。だが、コロナ禍で採用の中止や縮小が相次いだ。

8日、国内の新規感染者は600人で死者は45人。東京は116人、各地で変異型ウイルスの感染が報告されている。道内は63人、3件のクラスターが発生、札幌は18人。

理解と落胆 ーこれで最後にと祈るー

3月9日

新型コロナウイルスの感染拡大で、1都3県に発令中だった緊急事態宣言が7日から2週間延長され、お花見や歓送迎会など春のかき入れ時を控えた飲食店などから「なんとか2週間で感染が収まってほしい」と祈るような声が上がっている。

7日、国内の新規感染者は1065人で死者は25人。東京は237人。道内は84人で釧路考仁会病院と占冠のホテルでクラスター発生。札幌は39人、4人の変異型ウイルスへの感染が疑われている。

マスク・消毒感染症減

3月8日

厚労省の人口動態統計で、昨年の全死亡数は、コロナ禍にもかかわらず11年ぶりに減った。死亡数を客観的に比較できる「超過死亡」でみても、日本は欧米に比べて大幅に少ない。死因別では、昨年1~9月、肺炎死12,456人減、インフルは同2344人減、心疾患は4573人減。

6日、国内の新規感染者は1055人で死者は40人。東京は293人。道内は47人でクラスターが1件発生。札幌は23人で「変異」疑いが9人出ている。

マスクの効果 着け方次第

3月7日

新型コロナウイルス感染を防ぐマスクについて、札幌市内の企業や病院、学校などで布製やウレタン製を避けて不織布製の着用を推奨する動きがあるが、市保健所は「種類ではなくきちんと着用すれば問題ない」と強調している。

5日、国内の新規感染者は1148人で死者は55人。東京は301人。1都3県の緊急事態宣言は2週間延長。道内は64人、2件のクラスター発生。札幌は32人、大学の部活動でクラスター発生。

変異型 ー後手の水際対策ー

3月6日

昨年12月英国から入国した「ロイター通信」の30歳代男性社員が政府の自宅待機要請中に会食して、変異した新型コロナウイルスの感染源になっていたことが判明した。英国では変異ウイルスは9月に確認され、情報収集の時間があったにもかかわらず、政府の水際対策は後手に回った。「英国の発表と同時に入国を止めるべきだった」と感染症に詳しい学者は批判する。3日、変異型感染者は17人で累計231人となった。

4日、国内の新規感染者は1170人で死者は67人。東京は279人。道内は66人で釧路の白樺台病院のクラスターが拡大している。札幌は21人で医療機関でクラスター発生。

自衛隊病院 ーコロナで注目ー

3月5日

自衛隊の医療がコロナ禍で存在感を見せている。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた集団感染で、船内の医療支援や患者の自衛隊病院への大量受け入れが人目を引いた。コロナ下、自衛隊はクラスターが起きた施設などに看護官を派遣するといった医療支援もしているが、医官や看護官に感染例はない。

3日、国内の新規感染者は1244人で死者は63人。東京は316人、道内は60人で釧路の白樺台病院でクラスター発生。札幌は21人で病院でクラスター。

接触アプリCOCOA 杜撰改修

3月4日

新型コロナウイルス対策のスマートフォン向け接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の不具合が約4か月放置された問題で、厚生労働省のずさんな対応が明らかになってきた。昨年に外部から不具合を指摘されていたのに、対応していなかった。厚労省は専門チームで経緯を検証する方針で、チェック体制も強化する方針。

2日、国内の新規感染者は888人で死者は65人。死者の累計は8000人を超え8013人となった。東京は232人。道内は29人、死者は計5人。札幌は19人。

無慈悲な数字 ー米国累計死者数五十万人突破ー

3月3日

新型コロナウイルスの感染による米国内の累計死者数が、先月22日50万人を突破(2日、51万3092人)過去の戦争による米軍の死者数を超え「新型コロナウイルスの死者数は3回の戦争(第2次大戦、ベトナム戦争、朝鮮戦争)の犠牲者に匹敵する」と報じられている。

1日、国内の新規感染者は698人で死者は51人。東京は121人、千葉127人で東京を上回った。道内は29人、倶知安町の飲食店でクラスター発生。札幌の時短要請解除、ススキノの全面解除は約4か月ぶりとなる。

時短要請28日解除 ー札幌と小樽ー

3月2日

道は札幌市内全域の飲食店に要請していた午後10時までの時間短縮は28日に解除、札幌、小樽両市に限定していた不要不急の外出・往来自粛の解除。一方、道の集中対策期間は今月7日まで継続。

28日、国内の新規感染者は999人で死者は30人。緊急事態宣言は首都圏を除く、6府県は28日をもって解除。東京は329人。道内は27人、札幌は9人で1桁は138日ぶり。

療 養 ーホテル稼働17%ー

3月1日

東京での新型コロナウイルスに感染した療養者の1割弱にあたる人が、ホテルなどの宿泊療養施設に滞在している。軽症者や無症状者が、より症状の重い人に病床を空け、周囲に感染を広げないために設けられているが、利用率は下がっている。自宅での療養を選ぶ人が多いのが一因と見られている。

27日、国内の新規感染者は1214人で死者は41人。東京は337人。道内は43人、札幌は19人。

2021年2月

調理具店街も苦境 ー東京、かっぱ橋ー

2月28日

新型コロナウイルスの感染拡大で、調理用具の専門店が並ぶ「かっぱ橋道具街」(東京都台東区)が苦境に直面している。感染の拡大で、売り上げを支えてきた飲食店関係者や訪日客が激減した。コロナ禍は歴史ある東京の街並みにも変化を迫っている。

26日、国内の新規感染者は1056人で死者は80人。大阪近郊6府県の緊急事態宣言は今月末で解除。東京は270人。道内は36人、札幌は10人。札幌の営業時間の短縮は28日で終了。

出荷先ない ー経営打撃 おしぼりー

2月27日

新型コロナウイルスの感染拡大は、営業時間を短縮した飲食店の取引業者にも影響を広げる。国の支援策も2回目の緊急事態宣言を出した年明けで、支給額も飲食店とは差があり、支援の拡充を求める声が上がる。

25日、国内の新規感染者は1076人で死者は74人。東京は340人。道内は43人、札幌は15人で専門学校、障害福祉事業所でクラスターが発生。

死者の数 ー中国人の数字の感覚ー

2月26日

新型コロナウイルスに感染して亡くなった人は中国の4000人台に対し、米国は50万人を超える。中国の社会学者が講演で「米国と比べれば一人も死んでいないに等しい」「14億人のうち4000人が死んでも誰も病気なっていないのと同じだ」この感覚には呆れるが、ミャンマーの司令官は講義デモを巡り、「他国に比べミャンマーでの死者は4人だけだ」と述べた。「一人一人の命」を軽んじる感覚が恐ろしい。

24日、国内の新規感染者数は921人で死者は69人。東京は213人。道内は43人、札幌は28人で保育施設でクラスター発生。

二の足 ー中小病院ためらうー

2月25日

新型コロナウイルスの感染症の病床が逼迫する中、日本の病院の7割を占める民間病院の協力をいかに得るかが課題となっている。専門医などの人材や集中治療室(ICU)などの設備が不十分な中小規模の病院では、受け入れをためらう。行政による支援が欠かせない。

23日国内の新規感染者数は1083人で死者は54人。東京は275人。道内は66人で死者は5人。旭川の陸上自衛隊でクラスター発生。札幌は37人で、障害福祉事業所でクラスター発生。

ワクチン追跡調査迅速開示

2月24日

新型コロナウイルスのワクチンの先行接種が始まっているが、一般の人の接種前に接種による副反応などを調べ、安全性を改めて検証するのが狙いだ。
ワクチンは発症を抑える高い効果が期待される一方、副反応などに不安の声もある。迅速に追跡調査を開示して信頼を確保したい。

22日、国内の新規感染者数は740人で死者は56人。東京は178人で3ヶ月ぶりに200人を下回った。道内は21人で30人を下回ったのは4ヶ月ぶり、札幌は12人

ワクチン国内接種開始 ーまず医師ら4万人ー

2月23日

新型コロナウイルスワクチンの国内での接種が17日から始まっているが、先行接種は全国100の医療機関の約4万人が対象で、うち2万人は副反応などを調べる研究に参加する。4月から高齢者への接種が始まる予定だったが、21日河野行政・規制改革大臣は「4月まで非常に供給量が限られてくる」と述べ5月以降になるのではと言及した。

21日、国内の新規感染者数は1032人で死者は50人。東京は272人。道内は63人で死者は106日ぶりにゼロ。クラスターが3件発生。札幌は22人。

安心の個別、効率の集団 ーワクチン接種ー

2月22日

高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの優先接種では、自治体の間に「集団接種」と併せ、地域の診療所などを活用した「個別接種」を取り入れる動きが広がる。地域に身近な「かかりつけ医」の下で接種できれば負担は減るが、診療所側の協力やワクチンの品質管理などの課題は少なくない。

20日、国内の新規感染者は1234人で死者は78人。東京は327人。道内は34人、札幌は14人で建設関連会社でクラスター発生。

困 窮 ー大学生に食料配布ー

2月21日

連合北海道などは、コロナ禍で困窮している大学生らに食料などを無料で配布する「ほっかいどう若者応援プロジェクト」を立ち上げ、事前に申し込んだ学生に対し、道産米やレトルト食品など1000セットを手渡しました。支援の対象は1人暮しの大学生や大学院生、留学生。

19日、国内の新規感染者は1303人で死者は66人。東京は353人。大阪、京都、兵庫は共同で緊急事態宣言の月末解除を政府に要請。
道内は43人、札幌は23人。札医大医師ら3人が陽性。

店も客も我慢続く

2月20日

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長で都内の大学生や飲食店主らから、「いつまで耐えられるか」「仕方がない」などの声が上がっている。政府は宣言が解除された後も営業時間の短縮要請を当面継続する方針で生活への影響拡大が懸念される。

18日、国内の新規感染者は1539人で死者は76人。東京は445人。道内は32人で滝川の雑居ビルでクラスター発生。札幌は20人で介護老人施設でクラスター発生。

黙活のススメ ーコロナ新様式ー

2月19日

新型コロナウイルスが流行する中、「黙」という言葉を使って会話を控えるよう呼びかける動きが広がっている。食事中に会話をしない「黙食」を機に、ジムでの「黙筋トレ」や銭湯での「黙浴」なども登場。感染拡大防止につながるとして好意的に受け止められているようだ。

17日、国内の新規感染者数は1448人で死者は79人。東京は378人。道内は64人で100人を下回ったのは13日連続、札幌は28人。

知恵を絞る ーワクチン前例のない大事業ー

2月18日

17日から医療従事者を対象とした新型コロナウイルスのワクチンの先行接種が始まり、国立病院機構などの100病院に所属する医師や看護師ら約4万人から随時接種し、来週には1回目を終え、副反応など2万人を追跡調査し情報を集めるという。

16日、国内の新規感染者は1305人で死者は101人。東京は350人。道内は44人で旭川実業高と「くしろバス」でクラスター発生。札幌は16人。

一億人にワクチン接種
ーバイデン氏大統領就任から100日間でー

2月17日

14日、米国の新型コロナウイルスの感染者は約2764万人で死者は48万5000人。1月20日に大統領に就任したバイデン氏は就任から100日間で1億人にワクチンを接種する方針で、感染を終わらせることはできないが、成り行きは変えられないと語っている。
英国は、1回目の接種を受けた人数が人口の2割にあたる1500万人を超えたと発表した。日本は本日から医療従事者への先行接種が始まる。
15日、国内の新規感染者は965人で死者は73人。東京は266人。道内は41人で札幌は18人。

失 望 ーWHO武漢調査 中国の主張追認ー

2月16日

新型コロナウイルスの発生源に関する現地調査がようやく実現したが、実態解明にはほど遠く、中国側の主張をほぼなぞる結果となった。世界保健機関(WHO)の国際的な信頼を損なう事態に、失望を禁じ得ないー読売新聞社説抜粋ー

14日国内の新規感染者は1364人で死者は38人。石川は30人で過去最多。東京は371人。
道内は52人で留萌のスポーツサークルのメンバー飲食によるクラスター発生。死者は2週間で37人と厳しい状況が続いている。札幌は29人。

負担深刻 ー救急搬送困難ー

2月15日

救急患者の搬送先が見つからない「救急搬送困難事案」が都市部で増えている問題は、新型コロナウイルス患者を受け入れる医療機関で病床が埋まり、負担が深刻になっているのが背景にある。救急医療は圧迫され、医師らにも負担がのしかかっている。

13日、国内の新規感染者は1362人で死者は65人。東京は369人。道内は39人、札幌は21人で市内の高校でクラスター発生。

売却も視野に ー日通本社ビルー

2月14日

物流大手の日本通運(東京・汐留)が、本社ビル売却を検討している。新型コロナウイルス感染拡大に伴う経営環境の変化は、テレワーク普及で出社しない会社員が増え、都心のオフィスビルでも新たな借り手を見つけるのが難しくなっている。

12日、国内の新規感染者は1301人で死者は63人。東京は307人、大阪は89人で100人未満になるのは、昨年11月16日以来。道内は75人で新たに3件のクラスター発生。札幌は49人。

物 議
ー教皇マスクせず、「科学に従うべきだ」「着用は神への冒瀆」ー

2月13日

新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、儀式の場などでマスクを着用しないキリスト教指導者らの振る舞いが物議を醸している。ローマ教皇は公の場でマスクをつけず、儀式に臨んだ指導者の感染や死亡が相次ぐ。背景には、マスク着用を「神への冒瀆」と捉える宗教上の理由がうかがえる。

11日、国内の新規感染者は16393人で死者は78人だった。東京は434人、道内は92人、札幌は68人で介護施設でクラスター発生。

ホテル閑散 ー落ち込む稼働ー

2月12日

国内外で高い人気を誇る北海道観光で、受け皿となるホテルや旅館が、新型コロナの感染拡大を受け稼働率が10~15%まで落ち込んでいる。JR札幌駅に降接してそびえるJRタワーホテル日航札幌のロビーは今も閑散としている。

10日、国内の新規感染者は1887人、死者は121人で過去最多。東京は491人、道内は64人で恵庭第一病院でクラスター発生。札幌は34人、ススキノの時短要請は延長する。

前例なき集団接種

2月11日

新型コロナウイルスのワクチンの高齢者への接種が4日に迫るなか、実際の接種を想定した会場の運営訓練が厚生労働省と各自治体で始まっている。成人向けの大規模な集団接種は国内で未経験の巨大事業となる。

9日、国内の新規感染者数は1570人で死者は94人。東京は412人。変異型ウイルスの感染者は計105人となった。道内では41人。ススキノのラウンジでクラスター発生。

病院経営に影 ー新型コロナにより悪化ー

2月10日

新型コロナウイルスによる医療機関の経営悪化は深刻さを増している。入院設備のない小規模な診療所も院内感染を恐れる患者の受診控えなどが背景にあり閉院や地域医療の崩壊が懸念されている。

8日、国内の新規感染者数は1216人で死者は83人。東京は276人、兵庫と埼玉で英国型変異種に感染した8人を確認。道内は50人で札幌は32人。道は警戒ステージを改善する協議に入っている。

黙 食 ー飛沫を防ぐ手立てー

2月9日

「黙食」という言葉が近頃、目につくようになった。来店客に会話を控えるよう呼びかける言辞として、飲食店で使われているとか。以前に「孤食」という言葉もあったが、味気ない光景が浮かび定着しなかったように思う。飛沫を防ぐ手立てとあっては仕方ないが、食事は静かにとるという日本古来の流儀に戻るような気もします。

7日、国内の新規感染者数は1631人で死者は52人。東京は429人。道内は69人で札幌は46人。

正義中毒 ー他者を責める快感 脳の性質ー

2月8日

脳科学者の中野信子氏が「人は、なぜ他人を許せないのか?」を出版しました。他者に対し、「許せない」という感情を抱き、過度な制裁を加えてしまう現象は、自分の所属している集団以外の他者を責めることで快感を覚える脳の性質に起因するものだそうです。

6日、国内の新規感染者数は2279人で死者は94人。東京は639人で死者は21人、累計死者が1017人となり1000人を超えた。
道内は78人で札幌は58人、障害福祉事業所で新たなクラスター発生。

選 別 ー一律の対応もう限界ー

2月7日

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い緊急事態宣言が再延長された都内では、保健所の業務が逼迫しており、職員たちは早朝から夜間まで感染者の入院先の確保や健康観察などに追われる。現場では「今までのやり方では限界」との声が上がる。

5日、国内の新規感染者数は2370人で死者は106人。東京は577人。埼玉で英国型変異種によるクラスター発生(児童関連施設)。道内は93人、札幌は68人で医療機関でクラスター発生。

最 速 ーイスラエル ワクチン接種ー

2月6日

新型コロナウイルスのワクチン接種で、イスラエルでは国民の3割が1回目の接種を済ませ、世界でもダントツのペースで進んでいる。戦争やテロにさらされてきたこの国ならではのリスク管理や軍主導の供給契約など速やかな初動が効いている。

4日、国内の新規感染者数は2576人で死者は104人、累計感染者は40万人を超えた。
東京は734人、神奈川で南アフリカの変異型が2人確認され変異ウイルスの累計は70人。道内は120人、南恵庭駐屯地(自衛隊)でクラスターが発生。札幌は73人

存在感 ー「あつ森」日常を楽しむー

2月5日

新型コロナウイルスの感染拡大により自宅で過ごす時間が増え、普段はゲームをしない人でもエンターテインメント(娯楽)の一つとしてゲームを意識するようになりました。きっかけの一つとなったのは、任天堂の「あつまれ、どうぶつの森」(あつ森)でした。コロナ禍の影響という点では、店で買うのではなく、インターネットでソフトをダウンロードする人が増えました。

3日、国内の新規感染者は2631人で死者は120人。累計で6072人となった。東京で32人、神奈川で19人の死亡は過去最多。東京は676人。道内は94人、札幌は52人で有料老人ホームでクラスター発生。

もがく飲食店 ー責任の閉店 生活の開店ー

2月4日

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言再発令の東京。繁華街では大手飲食チェーン店が時短・休業に転じ、行き場を探す人が深夜まで街に残っている。
「感染拡大を防ぐ責任」で営業時間短縮の要請に応じる店、「生活のため」従わずに夜遅くまで営業を続ける店、それぞれが悩んでいた。

2日、国内の新規感染者数は2324人で死者は119人、1日あたりの過去最多。東京は556人。
政府は発令中の緊急事態宣言を栃木を除く10都府県で3月7日まで延長すると表明した。道内は105人で新規のクラスターが計5件発生した。札幌は65人。

介護窮地 ーヘルパー離職ー

2月3日

新型コロナウイルスの感染拡大の長期化で、介護事業者の経営に深刻な影響が出ている。感染への不安から利用を控える高齢者がいるほか、職員の離職に歯止めがかからず倒産件数は過去最多となっている。

1日、国内の新規感染者数は1792人で死者は80人。東京は393人、大阪178人、神奈川221人。道内は76人で死者は5人。札幌は40人。

譲渡検討 ー札幌緑愛病院ー

2月2日

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経営状況が悪化したとして、「北海道医療生活協同組合」が運営する札幌緑愛病院の医療・介護事業の譲渡を検討しているという。金融機関からの借入額は約3億5000万円に上るという。

31日、国内の新規感染者数は2673人で死者は65人。東京は633人、大阪214人、神奈川390人。道内は104人で死者は5人、2施設でクラスター発生。札幌は58人。

PCR無料 ーススキノの対策強化ー

2月1日

札幌市の秋元克広市長は27日、ススキノ地区での新型コロナウイルス対策を強化しようと、接待を伴う飲食店の従業員を対象に週1回無料でPCR検査を実施することなどを盛り込んだ、新たなプロジェクトの概要を明らかにした。

30日.国内の新規感染者数は3345人で死者は91人、変異種での初のクラスターを確認。東京は769人、大阪338人、神奈川397人。道内は106人で死者は6人。新規のクラスターの発生ゼロは18日ぶり。札幌は55人。

2021年1月

米欧遅滞 ーワクチン供給追いつかずー

1月31日

1億人の大台を超えた新型コロナウイルスの感染者数はこれまでになく大きい、英国、南アフリカ、ブラジルなどで見つかった変異種も混乱に拍車をかけている。需要が急増しているワクチンも供給が追いつかず米欧では計画より大幅に遅滞が起きている。

29日、国内の新規感染者数は3538人で死者は96人。大阪346人、神奈川385人、千葉339人で20歳代男性が死亡。道内は111人で死者は3人。札幌は60人。

日本人とファクターX ー山中伸弥氏ー

1月30日

日本は新型コロナウイルスの死者数が米国や英国の40分の1程度に抑えられている(2020年末)。緩やかな政策や少ない検査数にもかかわらず、なぜ死者数が少ないのか?何らかの原因が存在するはずである。私はこれを「ファクターX」と呼んでいる。ファクターXを解明することは医療崩壊の防止と経済社会活動の維持という難しいかじ取りを行う上で、極めて重要である。
(読売新聞「地球を読む」より抜粋)

28日、国内の新規感染者数は4128人で死者は113人(過去最多)。東京は1064人、大阪397人、神奈川433人。道内は115人、小樽は33人で道が外出自粛要請を28日から来月15日まで。札幌37人、札幌丘珠高校(東区)でクラスター発生。

累 計
ー米国の感染者2500万人、死者41万人を超えたー

1月29日

米国の新型コロナウイルスによる累計感染者数が24日の集計で2500万人を超えた。41万人超の死者数とともに、国別で世界最多となっている。世界の感染者数は1億人を超え(26日)米国に次いで、インド、ブラジル、ロシアの順に多い。

27日、国内の新規感染者数は3971人、死者は90人で東京(18人)、大阪(23人)と過去最多。東京は973人、大阪357人、沖縄の離島、宮古島で33人(沖縄131人中)の感染確認。道内は147人で死者は計6人。小樽は過去最多の35人。札幌は50人

打 撃 ーネット配信、新たな試みー

1月28日

コロナ禍は、ライブ市場が好調だったポピュラー音楽界にも大きな打撃を与えた。一方でネットを通した新たな試みに注目が集まることにもなった。有料のライブ配信は一部の人気者に限られ、現在の状態が続けば、小規模のライブハウスの約9割は営業継続が難しくなるという。

26日、国内の新規感染者数は3853人で死者は104人。東京は1026人、大阪343人、神奈川394人。道内は106人で死者は計4人。新たなクラスターは3件。札幌は43人。

減らぬ人出 ー深夜のススキノ変わらずー

1月27日

札幌・ススキノでは16日、酒類提供の有無にかかわらず全ての飲食店を対象に午後10時までの営業時間の短縮要請が始まった。
だが、要請に応じない居酒屋などの飲食店も多く、人手はほぼ変わらず、深夜まで飲み歩く若者らの姿が見られる。

25日、国内の新規感染者数は2764人で死者は74人。重症者は1017人で最多。東京は618人、大阪273人、神奈川351人。道内は88人、死者は計6人。新たに6件のクラスターが発生。札幌は35人で札幌西高、ススキノのパブでクラスター発生。ススキノのクラスターは約1か月ぶり。

苦 慮 ー変異種高まる警戒ー

1月26日

英国に滞在歴のない静岡の県民や都内の10歳未満の女児から英国の新型コロナウイルス変異種が確認された。各国は対策に苦慮しており、水際との両面で早期発見の体制作りが急務となっている。

国内の新型コロナウイルスの感染者は24日、3990人確認され、死者は56人だった。東京は986人、大阪は421人、神奈川554人。道内は94人で死者は4人。函館大の運動部でクラスター発生。札幌は35人でスナックとバーでクラスターが発生。

化粧品が苦戦 ー売れた物ランキングー

1月25日

食料・日用品の「今年売れたものランキング」2020は、マスクや殺菌消毒剤など新型コロナウイルスの感染防止に絡むものが上位を占め、外出機会が減ったことから、化粧品(口紅は56%減)が苦戦したという。資生堂は「ツバキ」を含む日用品事業を売却して当座の資金繰りにあてるという。

23日、国内の新規感染者数は4717人で死者は83人、累計で5064人と5000人を超えた。東京は1070人、大阪525人、神奈川521人。道内は138人。札幌は61人で医療機関でクラスター発生。

日の丸ワクチン ー塩野義が開発ー

1月24日

世界がしのぎを削る新型コロナウイルスのワクチン開発。日本もそ一角に加わっている。
昨年4月、塩野義製薬(大阪市)が発表し、12月に最初の臨床試験を開始した。異例のスピードではあるが、海外企業の開発速度はさらにすさまじい。欧米などでは既に接種が始まった。それでも「日の丸ワクチン」の開発は絶対必要だ。

22日、国内の新規感染者数は5047人で死者は108人。1日の死者として最多。東京は1175人、大阪は450人、神奈川627人。道内は111人で死者は4人。小樽病院でクラスター発生。札幌は50人で市立清田中でクラスター発生。

隠れ脱水 ーマスクの冬水分十分にー

1月23日

今季は日常的にマスクを着用しているため渇きに気づきにくく、水分補給の回数も減って、気づかないうちに「隠れ脱水」のリスクが高まっている。脳梗塞や熱中症などを起こす危険がある。

21日の国内の新規感染者数は5668人で死者は計94人だった。東京と埼玉、千葉、神奈川に緊急事態宣言が再発令されてから2週間が過ぎたが、感染者は高止まり状態である。東京は1471人。大阪は501人で死者は19人。神奈川は731人。道内は130人で死者は6人。札幌は74人で累計感染者が1万人を超えた。

休廃業加速 ー余力ある今のうちー

1月22日

新型コロナウイルスの感染拡大で昨年、企業が自ら事業をやめたり解散した件数が全国で約5万件に達し過去最多になったと発表された。大半は中小企業で地方経済の縮小も背景にあるが、2度目の緊急事態宣言により、休廃業が加速する可能性もある。

20日、国内の新規感染者数は5534人で死者は92人。東京は1274人で重症者は160人で最多。大阪は506人、神奈川716人。道内は164人で死者は5人。札幌は99人。

コロナ死者世界200万人
ー感染者1億人に迫るー

1月21日

新型コロナウイルスによる世界の死者数が15日集計で200万人を超え、累計感染者数も1億人に迫る勢いである。国別の死者数は世界最多の米国約39万人、ブラジル約21万人、インド15万人、メキシコ約14万人となっている。

19日、国内の新規感染者数は5320人で死者は104人、重症者1001人と過去最多。東京は1240人で16人の死者は最多。大阪525人、神奈川737人、道内は92人で死者は6人。札幌は47人。

米英、ワクチン接種低調

1月20日

欧米などでは既に新型コロナワクチンが実用化されているが、事前の思惑通りには接種が進んでいない。遅れている背景には医療機関の人手不足や接種会場の確保、不信感などの問題が挙げられており、計画の3割程度にとどまっている。

18日、国内の新規感染者数は4925人で死者は58人。重症者は973人で15日連続で過去最多。東京は1204人、大阪431人、神奈川957人。道内は125人で新たに4件のクラスター発生。札幌は71人。

感染の盲点 ー触った蛇口媒介かー

1月19日

東京では、都営地下鉄大江戸線の運転士が集団で新型コロナウイルスに感染し、年末年始の約2週間、間引き運行となった。感染の要因の一つになったとみられるのは、運転士の宿直施設にある洗面所の蛇口だという。

17日、国内の新規感染者数は5760人で死者は計49人。東京は1592人で、埼玉、千葉、神奈川、兵庫は日曜日として最多。大阪は464人。道内は124人で死者は4人。栗山署など新たに2か所でクラスター発生。札幌は50人。

コロナ病床逼迫日本の弱点

1月18日

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大都市圏を中心に感染患者を受け入れる病床の逼迫が深刻化している。ただ、日本の感染者数は欧米に比べまだ桁違いに少なく、人口あたりの病床数は世界一多い。こうした設備や人材を効果的に活用するため、医療体制の立て直しが急務となっている。

16日、国内の新規感染者数は7013人で死者は計56人。東京は1809人、大阪は629人、神奈川は830人。道内は192人で死者は7人。札幌は86人。

生活困窮 ー瀬戸際の生活ー

1月17日

コロナ感染の「第3波」の収束が見通せない中、失業や収入減で生活困窮に追い込まれる人が急増している。中には住む場所や食べるものに困る人もおり、市民団体や労働組合は支援活動に奔走している。
1.17は26年前に阪神淡路大震災があった日、今は見事に復興しています。コロナ禍も協力し合えば克服できます。

15日、国内の新規感染者数は7133人で死者78人。東京は2001人、大阪は563人、神奈川872人、千葉504人、埼玉490人。道内は202人で死者は6人。札幌は108人。

農家も悲鳴 ー飲食時短ー

1月16日

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う飲食店の時短営業や会食の自粛で、店に食材を供給する生産者も苦境に直面している。需要の低迷と価格の下落で廃棄を余儀なくされる農家もあり、先行きの不安が高まっている。

14日、国内の新規感染者数は6608人で死者は66人。大阪は592人で死者が11人、累計の死者数が714人となり東京の707人を超えて全国最多。
東京は1502人、神奈川は985人。道内は194人、函館は15人で最多。札幌は89人で再び増加の傾向が見え始めている。

行動を変えよう
ーコロナ禍収束へ山中教授ー

1月15日

2012年にips細胞の発見でノーベル生理学・医学賞を受賞した、京都大学教授の山中伸弥氏(58)は、昨年3月に個人サイトを開設してコロナ禍の収束に向けて関連情報の発信をし続けています。「みんなが一生懸命努力して感染者を減らすことが求められています。」

13日、国内の新規感染者数は5868人で累計の感染者は30万4751人となった。死者は過去最多の計97人に上った。東京は1433人、大阪536人、神奈川767人。道内は109人で死者は4人。札幌は64人。道は集中対策期間を2月15日まで延長する方針。

入試の難問 ー感染対策ー

1月14日

本格的な大学入試シーズンを前に各地の大学が対策に追われている。入試会場の分散で試験監督の要員不足から、外部業者に会場の運営を委託する大学や、感染防止のため東京での入試をやめる地方大学もある。
16日、「大学共通テスト」が全国で初実施を迎えます。

12日、国内の新規感染者数は4541人で死者は64人だった。東京は970人、大阪374人、神奈川906人。道内は145人で死者は3人、札幌は81人。道は15日までとしている集中対策期間を16日から約1か月間延長を検討している。

猛 威 ーロンドン危機的ー

1月13日

新型コロナウイルスの変異種が猛威を振るう英国では1日あたりの新規感染者数が約6万8000人、死者が約1300人(10日)と過去最多を更新し続け、累計感染者数は人口の4.4%にあたる約300万人となり、死者数も8万人に達している。

11日、国内の新規感染者数は4875人で死者は48人。東京は1219人で1週間連続で1000人超。大阪は480人、神奈川695人。道内は135人で死者は5人。札幌は92人で道庁の農政部と介護老人施設でクラスター発生。

英、都市封鎖に抗議集会

1月12日

英国は感染力の強い変異種の流行が止まらず、年が明けても1日あたりの新規感染者が5万人を超えており、医療は逼迫している。英政府は12月下旬、広範囲でロックダウンに踏み切ったが年末年始には各地でパーティーや抗議集会が行われた。

10日、国内の新規感染者数は6097人で死者は45人。東京は1494人、大阪は532人、神奈川729人。道内は188人で死者は6人。新年会や懇親会でクラスターが発生している。札幌は76人。

成人式開催へ苦心 ー自治体コロナ状況注視ー

1月11日

緊急事態宣言発令を受け各自治体では成人式を急遽中止、延期、ライブ配信など変更を余儀なくされている。晴れ着のレンタルもキャンセルが相次ぎ混乱しているという。

国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は9日、7787人で3日連続で7000人を超えた。死者は59人で死者の累計が4000人を超えた。東京は2268人、神奈川は999人で最多。大阪647人。道内は215人、4人死亡で死者は累計500人に達した。札幌は110人で年末年始の人手の影響が出てきている。

厳しい冬 ー病院経営ー

1月10日

長引く新型コロナウイルスの感染拡大が病院の経営を圧迫している。病院団体などの調査では5割の医療機関が、夏から秋に赤字が続き、昨年の冬のボーナスを減額した病院も多い。コロナ対応で疲弊する看護師らからは「もう限界に近い」と悲痛な声が漏れる。

8日、国内の新規感染者数は7883人で最多、死者は計78人でこれも最多。東京は2392人、大阪は654人で関西3府県は過去最多。道内は181人で死者が10人。札幌は94人、年末年始の移動で増加傾向。

鮮 明 ー感染25%増 地方拡大もー

1月9日

自粛の年末年始も終わり、新型コロナウイルスが収束に向かうどころか、昨年末で25%増、7日現在、数倍に拡大している状況。政府は緊急事態宣言を4都県に発令しました。期間は1月8から2月7日まで、不要不急の外出自粛などを国民に呼びかけた。

7日、国内の新規感染者数は7568人で、19都府県で過去最多、死者は計64人。東京は2447人、神奈川679人、大阪637人、埼玉460人。
道内は161人、死者は2人。倶知安のバーでクラスター発生。札幌は99人

現場疲弊 ーGOTO停止ー

1月8日

政府の急な方針転換で、昨年12月28日一斉停止した「GOTOトラベル」は11日の一斉停止の期限は、新型コロナウイルスの感染状況拡大で延期される可能性もあり、関係者の疲弊は一段と深まっている。愛媛の道後温泉では、年末年始は予約でほぼ満室だったが、年末までに延べ2万7000人ものキャンセルが出た。
京都市内のアパホテルでは、1人1泊2000円や1000円台のホテルも続出し「価格崩壊」も起きている。

6日、国内の新規感染者数は6004人で、東京1591人、大阪560人、神奈川591人など17都府県で過去最多。死者は65人。緊急事態宣言が発令される見通しの4都府県の感染者は2887人で半数を占めている。道内は115人で6日ぶりに3桁になった。死者は5人。札幌は72人。

時短要請協力金 ー深夜営業を続ける店ー

1月7日

営業時間の短縮要請が繰り返されている飲食店の中には応じないところもある。
東京では協力金は事業者ごとのため、23区内に六つの店を出す経営者は「全店で時短営業しても協力金は100万円だけ」と深夜も営業を続けている。都の担当者は「都内は店舗数が多く、店舗単位では精査が難しい」との立場だ。
大阪市の担当者は「幅広い協力を得るには、店ごとの支給が最善だ」と話している。

5日、国内の新規感染者数は4915人で過去最多。死者は計76人で最多。東京は1278人で重症者は111人で最多。道内は79人で死者は3人。札幌は45人。

首都圏に緊急事態要請

1月6日

東京都と埼玉、千葉、神奈川3県の知事は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け緊急事態宣言を再発令するよう政府に要請し、これを受け4日菅首相は7日にも発令を正式決定する考えを示した。

4日、国内の新規感染者数は3324人で死者は計48人。東京は884人で都立高校で計45人の集団感染が確認された。道内は93人、札幌は61人、老人ホームでクラスター発生。

変異種初感染 ー全世界新規入国停止ー

1月5日

昨年、年末に英国から帰国したパイロット、旅行者から新型コロナウイルスの変異種が見つかり、全世界からの外国人の新規入国の停止処置をしています。南アフリカから入国した女性から南アフリカの変異種も確認されています。

3日、国内の新規感染者数は3156人で死者は60人。東京は816人、重症者は101人で最多。
道内は68人で死者は12人。札幌は24人。

ワクチン接種札幌準備へ ー四百万回ー

1月4日

新型コロナウイルスの札幌市民へのワクチン接種は、市全体で400万回と見積もられ、今日にも担当組織を新設して準備を本格化させるそうだが、様々な部署の職員を保健所へ派遣している現状、さらなる負担増が懸念されている。

2020年12月

コロナ禍に翻弄されて年逝きぬ

12月31日+(プラス)221

年逝く(行く年)が季語。
今年1年、新型コロナウイルスに苦しめられました。令和2年と共に逝ってくれるとよいのですが…。

年賀状やお節に脚光
ーコロナ禍で変わる正月ー

12月31日

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、年末年始の過ごし方にも変化が出ている。帰省や旅行を控える一方、自宅で楽しめる高級おせちの売れ行きが好調。会えない相手に思いを伝えようと年賀状も見直されている。

29日の国内の新規感染者数は3669人で死者は59人。東京は856人で火曜日として最多。道内は87人で死者は6人。小樽の保育施設でクラスター発生。札幌は60人。

ワクチン接種黒人慎重 ー米国で医療不信ー

12月30日+(プラス)213

コロナ禍の拡大が続く米国で、ワクチン接種をためらう人たちがいる。黒人などマイノリティ(人種的少数派)への人種差別も絡んだ根深い「医療不信」が背景にあるという。

迅速審査 ーワクチン承認の可否ー

12月30日+(プラス)212

新型コロナワクチンの承認の可否を決める審査が日本で始まったが、一般市民への接種には多くの課題がある。

特例承認 ーワクチン接種二月にもー

12月30日

新型コロナウイルスワクチンの国内での承認申請を厚労省が行った。医薬品の審査期間を短縮する「特例承認」を適用する方針で、来年2月にも国内で接種が始まる可能性がある。

28日の国内の新規感染者数は2400人で、死者は計51人。重症者は計661人で3日連続で過去最多。都内は481人で月曜日の最多。道内は94人で死者は5人。札幌は61人で老人ホームでクラスター発生。旭川は0人で54日ぶり

南アフリカ変異種流行で感染最多

12月29日+(プラス)209

新型コロナウイルスの変異種が流行している南アフリカで23日、1日あたりの新規感染者数が過去最多の1万4046人を記録した。

遮 断 ードーバー海峡ー

12月29日

新型コロナウイルス変異種の感染拡大の影響で、英国と欧州大陸の物流の大動脈であるドーバー海峡の往来が21日からほぼ遮断され、英国では生鮮品などの安定供給への懸念が広がっている。

27日の国内での新規感染者数は2952人と5日ぶりに3000人を下回った。都内は708人で1週間平均は733.1人と過去最多。道内は85人で死者は7人。札幌は52人で2か所の病院でクラスターが発生。児童18人、生徒11人の感染も確認された。

実態把握に難点 ーコロナ自費検査ー

12月28日

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、症状がなくても感染を調べる自費検査が増えている。ただ、医師の診断を介さない検査機関では、陽性疑いが出ても保健所に届け出る義務はなく、実態把握に難点がある。

国内では26日の新規感染者数は3878人で4日連続で最多、死者は47人。東京は過去最多の949人。道内は161人で死者は4人、新たな3か所のクラスター発生。札幌は96人で市内のスポーツ教室では、小中学生35人と指導者6人のクラスター発生。

年末年始帰省慎重に ー分科会提言ー

12月27日

厚生労働省の助言機関は感染状況について「11月以降の対策に関東圏、中部圏、関西圏で明らかな減少はみられない」特に首都圏での感染者増に危機感を示した。年末年始の三週間を真剣に考えて自粛してほしいとの提言。

25日、国内の新規感染者数は3833人、死者も64人で過去最多。東京は884人、兵庫232人、埼玉も298人で過去最多、ほか京都、広島、熊本も最多。道内は97人で死者は8人、札幌は46人

値崩れ深刻 ーコロナ禍の野菜ー

12月26日+(プラス)206

野菜の価格が大きく下落している。天候に恵まれたのと感染拡大により外食需要が低迷しているのが背景にある。

瀬戸際 ー都の医療ー

12月26日+(プラス)205

新規感染者数が800人を超えた東京で医療提供体制の警戒レベルが「逼切」を示す最高段階に初めて上がった。

コロナ病床人員不足

12月26日

新型コロナウイルス感染の波は都市部だけでなく地方でも広がり、1日あたりの新規感染者は3000人に迫る。重症者の急増で病床整備もスタッフ不足で追いつかず、宿泊療養施設の確保も難航している。

24日、国内の新規感染者数は3742人で東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、京都、香川、長崎で過去最多、死者は54人。道内は123人で死者は4人、クラスターも2件発生。札幌は67人、市内の医療機関でクラスター発生。ススキノ地区の時短要請を解除。

閑 散 ー札幌二条市場ー

12月25日+(プラス)204

「GOTOトラベル」一時停止後、例年なら師走のにぎわいで観光客と市民が行き交う二条市場は閑散としている。

都内繁華街人手減らず

12月25日+(プラス)203

「GOTOトラベル」停止発表後も東京都内の観光地や繁華街の人出は減っていない。

都市封鎖
ー独、第2波対策の甘さ響くー

12月25日

ドイツは「コロナは制御不能に陥った」と感染拡大が止まらず、16日から本格的なロックダウンに踏み切った。
英国も新型コロナウイルスの変異種の感染拡大により南東部を20日から3回目となるロックダウンに入った。

23日、国内の新規感染者数は3267人となり、死者も過去最多の56人。東京は748人で水曜日では最多、初めて全47都道府県で確認された。道内は114人で死者は10人。札幌は新たに59人でクラスターが1件発生。

感染防げず ー札幌つなぐ横丁ー

12月24日

JR札幌駅の高架下にオープンしたばかりの「札幌つなぐ横丁」で発生したクラスターは、開店に先立ち「プレオープン」で150人が参加した。スタッフが感染したものだった。万全の対策で臨んでいたのに思わぬ綻びが出た。再開の目途は立っていない。

国内では22日、新規感染者数が2687人で火曜日としては最多、千葉、神奈川、兵庫、長崎で過去最多、死者は48人、重症者数も620人で過去最多。東京は563人。
道内は74人で死者は7人。累計死者数は400人を超えた。道内では2日間クラスター無し。札幌は49人。札幌市は休業要請が終わる26日から1月15日まで午後10時以降の営業自粛要請に切り替える。

奮 闘 ー陸自医療チームー

12月23日+(プラス)200

複数の大規模クラスターが発生した旭川市に派遣された陸上自衛隊の医療チームの奮闘により支援がなくても医療スタッフを確保できる状態に回復したので21日撤収した。

変異種 ー英でコロナの変異種発見ー

12月23日

英国のジョンソン首相は19日、ロンドンを含むイングランド南東部で流行が拡大している新型コロナウイルスの変異種について、従来のウイルスより感染力が最大で7割強いとする分析結果を明らかにした。

21日の新規感染者数は、全国で1808人、都内は392人(月曜日では最多)、死者は計48人。道内は110人で死者8人。12月の死者は200人に上った。札幌は62人。

世界感染
ー六千万人 令和二年初冬ー

12月22日+(プラス)199

この作品を書いた11月末はこの数字だったが、19日現在は約7582万人に達している。最多の米国は約1747万人。世界の死者数は約167万人で米国が約31万人で最も多い。

飛沫抑制 ー富岳が実証ー

12月22日+(プラス)197

スパコン「富岳」を使い、カラオケや野外、タクシーの車内などで新型コロナウイルスを含む飛沫が拡散する状況を検証した結果、いづれもマスク着用で拡散が抑制できたという。

医療崩壊の危機
ーロシア感染者数220万人ー

12月22日+(プラス)196

ロシアが医療崩壊の危機に直面している。感染拡大は全土で深刻化し、専用病床の占有率は全国平均で約8割に達する。20日現在の感染者数は280万人。

新型コロナウイルスの影響

12月22日+(プラス)195

新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した上場企業の早期・希望退職募集が増加している。

逆 風 ー賞与減で消費停滞もー

12月22日+(プラス)194

冬の1人あたりのボーナスは前年比10.7%減で、リーマン・ショックを超える落ち込みになる見通しで、年末商戦には逆風になりそうだ。

GOTO停止 ーキャンセル殺到ー

12月22日+(プラス)193

「GOTOトラベル」が全国一斉停止が決まってから、各地の宿泊施設や、旅行会社にキャンセルが相次ぎ悲鳴が上がっている。

基準不明 ー道と市の要請ー

12月22日+(プラス)192

道や札幌市が休業要請を出している市内の「接待を伴う飲食店」には不透明な面もある。スナックは対象外など混乱している。

暗黙のルール ー大統領敗北宣言ー

12月22日

アメリカの大統領選は、国民の「融和」を掲げるバイデン次期大統領の勝利が確実となったが、トランプ大統領はいまだ敗北宣言をしていない。選挙結果を受け入れ、敗北宣言するのも暗黙のルールの一つだ、トランプ氏はそれを壊してしまった。混迷の続くアメリカの民主主義は大丈夫なのか?

20日、国内の新規感染者数は2475人で、死者は36人。都内は556人で大阪は250人。道内は135人で死者は5人、2か所のクラスターが発生。札幌は58人。

我 慢
ー旭川、札幌1月15日まで外出自粛ー

12月21日

「GOTOトラベル」は、札幌市の対象除外の延長に加え、年末からの全国一斉の事業停止が決まり、道内にも衝撃が走った。旭川、札幌市民への不要不急の外出自粛要請も1月15日まで出され我慢の日々が続く。道民の道内旅行支援策「どうみん割」も28日から1月11日まで全道一斉に一時停止。

19日、国内の新規感染者数は3011人で、死者は計40人、都内は736人、大阪は311人。道内は132人で死者は10人、札幌は79人で2か所のクラスターが発生。国内最大級のクラスター、旭川厚生病院は計292人になった。

GOTO全国停止 ー28日から11日までー

12月20日

政府は国の観光支援策「GOTOトラベル」事業について、28日から来年1月11日まで全国一斉に停止すると決め、27日までは札幌、大阪両市に加え、東京都、名古屋市を事業の対策から外す方針転換をした。

国内では18日の新規感染者数は2837人で、死者は48人。都内は664人で3日連続で600人を上回った。大阪は309人、道内は141人で死者は13人、道内の12月の死者は177人で全国の1/4を占めている。札幌は75人で高齢者施設2か所でクラスター発生。

苦 慮 ー大学遠隔か対面かー

12月19日+(プラス)190

コロナ禍で道内の大学が授業を「遠隔」か教師と学生による「対面」かで模索が続いているという。

勝負の三週間失敗 ー病床逼迫ー

12月19日

感染拡大を抑えるため、政府が「勝負の3週間」と位置付けた期間は終わったが、全国的に感染者は増加を続け、各地で病床が逼迫するなど医療体制は深刻さを増している。

17日、国内の新規感染者数は過去最多となる3214人、死者は計38人。東京都も過去最多となる822人、大阪府は351人。道内は139人で死者は6人。札幌市は68人で減少傾向が見られる。

限 界 ー看護師退職止まらないー

12月18日

新型コロナウイルスの流行が長期化する中、感染患者のケアに疲弊した看護師ら病院職員の退職が相次いでいるという。感染の危険と隣り合わせの過酷な労働環境下で、十分な待遇もなく、周囲から差別されたことなどが背景にある。

16日、国内の新規感染者数は2989人で、死者は計53人。東京都内は678人で過去最多、大阪は396人。道内は86人で100人を下回ったのは11月4日以来、42日ぶりだが、死者が11人とまだ多い状況。札幌は32人で5日連続で2桁に収まっている。

希望の灯 ー英国でワクチン接種開始ー

12月17日+(プラス)189

8日、英国で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。先進国では初めて。

無 視 ーコロナ死者150万人超すー

12月17日

新型コロナウイルスによる死者数は世界で計162万人(150万人を超えたのは3日)、世界の死者数は1日あたり約1万人で推移し、増加ペースは加速している。最も状況が深刻な米国は14日の累計死者数は世界最多の30万人に上る。マスク着用や社会的距離の確保といった感染防止策が無視されるケースが目立っている。国別ではブラジル約18万人、インド約14万人となっている。

国内では15日、新規感染者数はは2434人、死者は53人で最多。重症者は592人で最多。大阪306人、道内は104人で死者は11人。札幌は63人。

雪まつり中止
ー2021さっぽろ雪まつりー

12月16日+(プラス)188

「さっぽろ雪まつり」の会場開催の中止が14日、正式決定した。約70年の歴史で初めて。

使用許可 ーファイザー製ワクチンー

12月16日

米食品医薬品局(FDA)が米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンについて緊急使用許可を出した。ワクチンの効果や安全性を検証したFDAは、ワクチン接種は「リスクより利益の方が大きい」と結論づけ、14日から接種が始まった。

国内では14日、新規感染者数は1678人で月曜日としては過去最多、重症者も588人となり最多。死者は北海道で15人、大阪で14人など計47人。都内は305人、大阪185人、道内は125人、札幌は84人で2か所のクラスターが発生。

猛威を振るう ー欧州第二波危機ー

12月15日

イタリアでは11月以降、連日3万人を超える新規感染者で病院は危機的な状況。フランスでは外出制限が出された後、減少傾向だが、数日4万~2万人台ほど。ドイツは13日、29,000人を超え、死者は598人で16日~来月10日まで営業禁止と学校閉鎖を延長させました。

14日、国内の新規感染者は2389人、重症者は583人で最多更新、死者は20人。東京は480人、大阪308人、道内は164人で死者は7人。

諦めの多いコロナ禍根深汁

12月14日+(プラス)187

根深(葱、ねぎ)が季語。
コロナ禍で諦めることが多いと思いますが、葱の味噌汁を召し上がって体を温めましょう。

負 荷 ー医療体制の負荷のピークー

12月14日

今月11日までとしていた新型コロナウイルスの集中対策期間を来年1月15日まで延長し、新たに旭川市民に不要不急の外出自粛を求めた。鈴木知事は「医療提供体制の負荷のピークはこれから。重症者、死者を一人でも少なくしていかないといけない」と強調した。

12日、国内の新規感染者数は3000人を超え3040人、都内は621人で最多。大阪429人、岩手43人でクラスターが発生している。道内は189人で死者は6人、札幌は69人でクラスターが2か所発生。旭川は48人で国内最大のクラスターの旭川厚生病院は計268人になった。

緊迫の様相 -コロナ重症者急増ー

12月13日

新型コロナウイルスの感染が拡大していて、それに伴い重症者も急増し、すでに全国で554人、過去最多を更新しています。増加ペースは「第2波」を超える勢いで、医療現場は緊迫の様相を呈している。

11日、新規感染者数は全国で2798人、死者は北海道10人、大阪7人、東京5人で計41人。東京都は595人、大阪府は357人、神奈川285人は過去最多。道内は177人で12月の死者は108人となり、内訳は札幌49人、旭川43人、他16人。札幌の新規感染者数は107人で校名非公開の高校で生徒44人、職員2人の計46人のクラスター発生。他にも1件発生。

年末年始 期待と困惑

12月12日

新型コロナウイルスの感染拡大が収束しない中「GOTOトラベル」での旅行日程や予約手続の変更やキャンセルなど、年末年始の期待と困惑に見慣れた風景も様変わりしています。ススキノの時短は25日まで延長され飲食店には厳しい年末になりそうだ。

10日、国内の新規感染者数は2974人で過去最多。死者は計26人。東京、埼玉、千葉、岐阜、高知、佐賀、大分で新規感染者最多。東京は602人、大阪415人。道内は241人で4か所のクラスター発生。札幌は146人で、道立札幌あすかぜ高校ともう一高校でクラスター発生。部活動によるものと思われる。

承 認 -英、新型コロナウイルスワクチンー

12月11日

英政府は2日、米製薬大手ファイザーと独製薬企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンを承認し、8日より高齢者、医療従事者から接種を開始しました。10日、アレルギー反応が数人に出たとの報道。

国内の新型コロナウイルス感染者は9日、過去最多2808人が新たに確認された。死者は北海道16人、大阪9人で計42人。重症者は555人に上り最多を更新。
道内は、197人でクラスターが新たに3か所認定。死者は16人は過去最多で旭川7人、札幌7人。札幌市の新規感染者は95人だった。

働き盛り移住盛り

12月10日

新型コロナウイルスの影響でテレワークの導入が進む中、働き盛りの世代にも都市部から地方へ移住する動きが広がっている。
かつては仕事や子育てに一段落した中高年の「第二の人生」との印象が強かったが、移住に踏み切った若い世代からは「価値観が変わった」「利点しかない」といった前向きな声が聞かれる。

8日、国内の新規感染者数は2173人で死者は北海道と大阪で各9人の計47人で過去最多。新たなクラスターも発生。札幌市は112人で理容室、医療機関、認可外保育施設の3か所で新たなクラスターが発生。

密を避ける -バイク快走ー

12月9日

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、混雑する電車やバスなどに代わる交通手段として、オートバイの人気が高まっている。各地の自動車教習所は二輪免許の取得希望者で盛況となり、販売店では新車の売り上げが伸びているという。

7日、国内の新規感染者数は1522人で死者は39人、重症者は530人となり過去最多。
大阪は228人で、吉村知事は自衛隊派遣を要請。道内は124人で、3か所のクラスターが発生。旭川市長は自衛隊看護官の派遣を要請。札幌市は87人で、新たに病院でのクラスターが発生。

地方深刻 -病院クラスターー

12月8日

新型コロナウイルスの感染拡大で、11月末までの1か月間に約100か所の医療機関でクラスターが発生。旭川市では2つの総合病院で200人単位の大規模クラスターが発生し、医療現場は機能不全の危機に直面している。

6日、国内の新規感染者数は2025人で、山形、広島、大分で過去最多、死者は全国で31人で、北海道が15人を占めている。東京は327人、大阪は310人。道内は184人で累計1万人を超えた。旭川の厚生病院は計217人、吉田病院は計184人。札幌は133人で田中病院が計191人など市内6か所のクラスターが拡大した。